オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『つり球』最終12話.「さよならのフィッシング」

 問題を抱える家族関係や、組織との対立、友情の行く末を、クライマックスの大物釣りに向けて揃え、盛り上げる構成…だったとは思うんだけど、何だかちょっとずつズレていて、必ずしも一つの像へとお約束通り結実して「いかない」のが、変だったこのアニメらしくて可笑しい。
 もう少しこう…と物足りない部分は多々ありつつ、それら全部ひっくるめて独自の世界を作り上げていたので、まあ。
 長く伏線としてきた、ハルとケイトの「ちゃんとサヨナラをする別れ」を、上空(UFOも見えない)と駅ホームで実にアッサリと、しかしケイトの穏やかな表情で心地良く描いてみせるのが上手く、ジーン。
「婆ちゃんと永遠の別離」が訪れるかと覚悟していたけれど、そういう内容じゃなかったな、まあそれはそれで。

 愛恋沙汰とほとんど縁がない作品だった。
最終話ラストの教室は恋が始まる予兆を感じさせつつ。
 風変わりで考え無しで勢い任せでデタラメな、学生時代に男同士が結ぶ友情なんかこんな感じのモノだなあ、と思わせる関係が楽しかった。
 CGを使いつつ、リアルでなくオリジナルな景観を作り出した海・波の表現が美しい。
 アッケラカンとしたラストシーンは評価の分かれるところかな…「やると思った」かも。
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