オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『ソードアート・オンライン』01.「剣の世界」

 原作未読。
 意識没入型・大規模ネットワークゲームの世界を舞台とした作品。
本来「ゲーム」として安全に・割り切って楽しめば良いはずなのに、何かを切っ掛けとして本当の生死を賭け、戦わなければならない場へと変容してしまう。
十年ほど前からメディア展開している『.hack』シリーズや、海外ドラマ含む多くの作品で見られる、非常にスタンダードな設定。
 現在ではゲームのハード性能が大きく上昇しており、昔は夢でしかなかった「実写とも見まがう広大で美麗な世界」「生活をも可能とするプレイヤー自由度の高さ」「ネットを通し世界中の人間とゲーム世界で関わることが出来る」これらは、既に実現。
 手持ち・ボタン押し型の伝統的コントローラーパッドを介さないゲームプレイ環境にしても、WiiコントローラーやXbox360のKinect、PS3のモーションコントローラなどにより、進化が見られる。
さすがに「脳に直接アクセス」は実現が難しそうだけど、より体感的にゲーム世界へと没入させるハード的な工夫は、今後も成されていくだろう。

 そういう時代に始まった、今作。
 ゲーム世界の基本的情報提示、そこで出来た友人との関わり、ログアウトできない緊急事態の勃発…辺りまでは、全くもう既知のストーリーパターンで、破綻はないが新鮮味もなく。
若い世代に向けた入門編的な作品なのかな、と思っていたが…
 危機的状況に主人公が即座に対応、「プレイヤー全員を助ける」理想的行動でなく、「自分が生き残るのに効率的な方法」を採ろうとするところから、俄然面白くなる。
いや、そこで第一話は終わってしまうんだけど。

 一度ゲーム世界を体験しているが故の優位、他プレイヤーは目的が同じであっても仲間・味方とは限らないという割り切り、与えられた目的クリアのための理性的な計画立案、これらが「ゲーム的に」大変面白い。
 限定条件下で生き残りを求められる、ソリッド・シチュエーション・スリラーを思わせる筋立て。
 ここから、仲間が出来てパーティを組み、レベルアップしつつ上の階層を目指していくことになるのだろうが…
漫然とぬるくせず、「命が掛かっている」危機感を漂わせた内容で、『DEATH NOTE』『カイジ』といった作品のようにギリギリ脳を絞った知能戦を見せてくれると嬉しい。
 どう転がっていくのか、様子見。
スポンサーサイト

アニメ | コメント:2 | トラックバック:0 |
<<『しろくまカフェ』15.「真夏の雑草取り」「ペンギンさんのロマンス」 | HOME | 『DOG DAYS′』01.「勇者見参!」>>

この記事のコメント

弱肉強食の世界として物語が展開する様なら相当なモンですが。
限られたポイントと人より早くレベル上げしないと生き残れる可能性が減る。
少ないパイの奪い合い。
勝ち残らなければ、死あるのみ。
なんか現実世界とダブって見えてorz になる。
2012-07-12 Thu 22:31 | URL | u12 #-[ 編集]
> 弱肉強食の世界として物語が展開する様なら相当なモンですが。

 一応はそういう世界のようですが、予想したほど殺伐とはしてませんね。
良くも悪くも普通…王道?
2012-08-14 Tue 13:20 | URL | 飛龍 乱 #-[ 編集]

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |