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『ソードアート・オンライン』03.「赤鼻のトナカイ」

 一話のラストで期待した展開とは、違うなあ。
 参加者がバタバタと死んでいる訳で、もうちょっと恐怖や絶望、不信が蔓延している世界になりそうに思うけど、アニメの中では呑気なモノ。
 集団でのボス攻略を訴えるお兄ちゃんが変に陽気だったり、まだ公平なんてものを求めていたり。
 ゲーム中で倒される=死ぬ、という事実に実感が持てないのか、最期の瞬間まで緩い表情なのも物足りない。
 『カイジ』エスポワール号での限定ジャンケンみたいに、何のリアリティも感じないままヘラヘラ笑って落ちていく愚かな犠牲者、という突き放した描き方でもないみたいだし、どうにもこう、「ゲーム感覚」。

 主人公の行動・態度も、既にこのゲームをある程度知っており、いち早く事態の恐ろしさに気付いた人間のものとは思えず、残念。
 いつでもログアウトでき、ゲーム中の死は持ち金や経験値を少々減らされるぐらいのペナルティーしか科せられない、本当によくあるゲーム世界であれば、このぐらいの空気感で問題ないと思うが。
 この辺は、無い物ねだりというか、最初から作品で描こうとしていないものを勝手に期待して、勝手に失望しているだけなのかな。

 ボス攻略戦で、主人公と相棒少女が見せたアクションの出来は、凄い。
 クラブ活動ギルドがトラップに引っ掛かった時の絶望感も、なかなか。
 やがて必ず来るだろう死を覚悟し、諦観している少女が残した遺言。
彼女のため、死にものぐるいで手に入れたRPGならではの超便利アイテムが突きつける、冷たい現実。
 ズキッと来る、優れたところもあるんだけど……
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原作の成り立ちが少し特殊ということもありますけど、知略を尽くした知能戦や、ドロドロした展開を期待されると、肩透かしを食う作品ですよ。
原作は、「凄く斬新な設定」や「驚愕の伏線・種明かし」なんて展開は全くありません。
「よくある話」を、「よくあるキャラ」で、「よくある展開」で、最初から最後まで書ききっただけの小説です。
逆にいうと、王道中の王道を全力で突っ切るだけの原作ですが、奇抜な要素・展開に頼らない王道作品として、原作が人気になってるんだと思います。
なんだかんだ言われても、王道作品はやっぱり面白いんですよね。
アニメでは原作の時系列を入れ替えてますけど、今後も良く言えば王道、悪く言えば先がすぐ読める展開が続くと思いますので、そういう視点で視聴されるのが良いかと。

あー、自分も無限のリヴァイアス的な状況になるのかって期待してた。
閉鎖された空間で法律も秩序も崩壊し、自分たちの価値観と新しい社会の中で生き抜く…。
見たいなのを、思い描いていたんだがどうやら違う様だ。
詰め込み過ぎで、かなり省略してる様な話だが、まぁ何とかついていけたか。
ただ、どうにも腑に落ちないのは『家』を買いに行くと言ってリーダーだけが離れたのがどうも納得いかない。
あの世界でも持ち家はかなりの大金を払わないと買えないらしいのに、リーダーたった一人で行くってのがあまりにも常識に照らし合わせてもおかしい。
みんなで稼いだ訳だし、みんなで住むのにリーダー一任ってのはさすがに有り得ない。
リーダーを不在にさせる為に無理矢理に持って行った感が。
これとトータルイクリプスは1,2話の頃はかなり期待していたが、3話目以降の展開が悪い意味で期待を裏切っている。

Re: タイトルなし

> 原作の成り立ちが少し特殊ということもありますけど、知略を尽くした知能戦や、ドロドロした展開を期待されると、肩透かしを食う作品ですよ。

 見てますが、そのようですね。
 予想との違いに戸惑いやガッカリもあったのですが、見続ける内、この作品が狙う面白さに段々と馴染んできたように思います。

> アニメでは原作の時系列を入れ替えてますけど、今後も良く言えば王道、悪く言えば先がすぐ読める展開が続くと思いますので、そういう視点で視聴されるのが良いかと。

 死が軽いのとか、現実はどうなっているのかなど、気になるところはありますが…悪くないです。
 ああ今回はこういう話をやるんだ、と思いつつ見るのが楽しかったり。

Re: タイトルなし

> あー、自分も無限のリヴァイアス的な状況になるのかって期待してた。

 『リヴァイアス』はキツ過ぎて置いてきぼりにされたクチです(^_^;)。
 そういう路線にはならないそうですよ。
頭を切り換えて、毎回のエピソードを楽しむ気持ちにならないと、なかなか乗れないですね。
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