オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『機動戦士ガンダムAGE』46.「宇宙要塞ラ・グラミス」

 決戦を前に緊張を隠せないナトーラに対し、声を掛けるセリック。
セリックの死亡フラグ…かと思うけど、そう見せて女性の方を殺すオブライト-レミのパターンもあるから油断できない。
 ナトーラの、艦長職への慣れとまだ残る不慣れさ加減が、素質に大きな疑問がありつつ実戦をくぐり抜けてきたキャラとして、妥当。
成長を彫り込むエピソードそのものは足りていないけれど、時間経過に比しては納得できる範囲。

 ザナルドにわざわざ通信を送り、ゼハートへの助力・忠誠を求めるイゼルカント。
うーん…敵愾心を煽って内乱を起こさせようとするイゼルカントの計略か、と思ってしまう。
 イゼルカントの妄想を実現しようとする(そんな強い意志はないのかな…)ゼハートに、これまでヴェイガンが被ってきた無用な被害の責任を全て負わせ、「ヤツの狂った野望が全ての原因」として殺し、イゼルカントあるいはその正統な後継者は無垢なまま支配者の席に居座り続ける、という計画なら凄い。
無理がありすぎるプランだけど、このアニメなら実現も不可能じゃないような。

 そもそも、なんでゼハートに全権を委ねたんだろ。
ザナルドでも能力は似たようなモノだろうし、キオ誘拐など成功させた功績があるのに。
 イゼルカントには、フリットのような「敵は皆殺し」といった思想が無く、逆に「敵に限らず味方にさえ犠牲を出しつつも、理想人のみを残さねば(作り出さねば)ならない」という考え方なので、能力値が高くない残念な人間に指揮を執らせた方が良いのかな。

 キオが考える平和への道程は、ヴェイガン兵士を殺さずMSなど兵力だけは壊滅させて戦闘継続を不可能にし降伏させるか和平に持ち込むつもり、なのか。
 連邦勝利がその終着点となりそうで、戦いもせず負けを認めろって話に乗ってくる敵兵士は(普通)そうそう居ない。
 戦闘中の敵に停止を訴えるなら、まず自分の武装を全部解除して見せるべき。
全然誠意が感じられない。
 妄執に突き動かされるフリット、家族も捨て理想?に走るアセム…キオも彼らとそう変わらず、「暴走して、やりたいことをやっているだけ」なのか。
 出撃したディーンとの関係変化、生と死の結末によって、キオの夢が実現可能か試されそう。

 ヴェイガンの艦隊も空域に居るから、ラ・グラミスの強力な砲撃は使われないと油断していた連邦。
…フリット編では、ヴェイガン、死を恐れない・仲間の死を何とも思わない兵士に描かれていたような。
 すぐ無人と分かってしまう雑な戦艦の運用。
志願兵を艦内に残す、遠隔操縦するなど、もう少し丁寧に扱えば良いのに。
 ただ、前述のようにヴェイガンは勝ちすぎてもイケナイため、作戦に迂闊なところを残し敵に生き残るチャンスを与えるには、これで正解か。

 ちょっと不満はあるけど頭を使った作戦が展開され、AGEとレギルスが光の筋になって激闘を繰り広げる様子は絵的に面白く、ゼハート謀殺を狙うザナルドの介入、ディーンの参戦など、後半はなかなか盛り上がる内容だったと思う。
話数が少ないので一気に片付けにきた、とも言えるが、突然の新キャラでもたせたり意味の薄い話を挟んだりするより、ずっと良い。
 この後は、テンションを落とさず最後まで駆け抜けて欲しいもの。
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この記事のコメント

作画は随分の気合が入ってましたね。
先週はゼハートとアセム二人掛かりでシドを黙らせました。んで今週キオがゼハートと対峙。
あ、あれゼハート様、弱くね?
不殺のキオに対してフラムちゃんと二人でやっと互角…
もしかしてキオが本気だしたらシドも瞬殺?
レイズナーのV-MAXモドキは次週におあずけ。
なんか急にすっかりと忘れてたキャラが出て来てああ、最終回が近いんだなぁとw
ディーンが唐突に厚遇。
ってかキオとは因縁(?)浅からぬ中だからヴェイガンが利用したってのは解るけど、ただの新兵が数週間で最新MS(MA?)のパイロットになるってどんな訓練だw


2012-09-06 Thu 22:24 | URL | u12 #-[ 編集]

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