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『じょしらく』09.「しりとてちん」「上野のクマ」「ねごと」10.「唐茄子屋楽団」「新宿荒事」「虫歯浜」

 9話「ねごと」
 異常事態の提示から原因の判明、欲望に任せた周囲の暴走、その果てに訪れる破滅まで、キレイに出来上がったお話で好み。
 魔梨威の寝言から起こる様々な吉事に対し、彼女の影響で変えられているのが世界ではなく、夢の産物でしかない自分達自身ではないか(自分達をも含む世界そのものが夢か)と不安に思い始める引っ繰り返し方が凄い。
 「寝言では良いことばかりを言う約束」があるように見せて、最後に「そんな約束していない」とばかり恐ろしいことをポツリと呟き、誰も居なくなってしまうブラックなオチも素晴らしい。
他の女性陣を夢見ている魔梨威、彼女もまた「胡蝶の夢」に過ぎず、その終わりを願ったことで彼女達全てが消えてしまったモノか。
 「芝浜」かと思ったよー、「また、夢になるといけねえ」というか「恐ろしい夢を見ちゃいけねえ」であり更に「自分達みんなが夢と消えちゃいけねえ」。
この落語の題名は、10話「虫歯浜」の方で使われてるけど。
 この作品(原作者)らしい内容、シリーズ最終回でも使えそうなラストだった。

 10話「新宿荒事」
 ロフトプラスワン、一度も行ったこと無いので…あんな建物なのか。
 途中からの剣呑な新宿イメージは、看板だらけのビル上空に飛来する兵員輸送機とか、押井 守版『攻殻機動隊』を思い起こさせる。
暗視ゴーグルがあると、更に「らしい」んだけど。
 そういえば新宿も昔から相当に変わったなあ、と感慨。

 「虫歯浜」
 心の痛み止めを処方された以外の人間が飲んで、狂躁状態になってしまうネタ…
いいのかコレ?「アメリカネズミ」とか、もう怖いモノ無しだなあ、いや笑ったけど。
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