オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『新世界より』01.「若葉の季節」

 貴志祐介の小説が原作…未読。
 同作者の作品では『黒い家』のみ既読。
イヤな感じに這い寄ってくる「心の闇」描写が秀逸で、ゾワゾワさせられながら一気に読んでしまった覚え。
森田芳光による映画版も、気持ち悪くて面白かったなあ。

 アニメ。
 これは…取っつきが悪い。
隔絶された村で、超常的な能力を持つ少年少女が育てられている、ということだけを読み取れれば良い第一話なんだろうと思うけど、独自の用語や社会システムが分かり辛く、それら「余計なこと」に気を取られて本筋から注意が逸れてしまう。
 ヒロインが夜中、優しい両親の口論から耳にしてしまう、自分の他にも兄姉が(妹弟も?)居たのに死んで(殺されて)しまったらしい衝撃の事実など、もっと驚きをもって迎える展開だと思うのに、色々ありすぎて埋もれがち。
 こちらの常識で理解できる「普通の生活」部分を先行して描き込み、異常さはもっと小出しに見せていく手もあったろうが…原作に忠実だとこうなるのかな。

 和風にアレンジされた制服が可愛い。
 学校の庭に建てられたと噂の無数の墓、影のみ登場する化け猫、そして冒頭で示された無差別?虐殺の模様、気になるイメージは多く提示されている。
 作画クオリティーの高さは驚き。
このレベルで最後まで…は、なかなか難しいと思うが、なし得るならそれだけで見続けられるぐらい。
 「一話で挫折した」という視聴者がどれだけ居ても不思議ない内容で、それは残念。
物語が進んで後にこの一話を見返したら、なるほどこれで正解な作りだったな、と思えると良いなあ。
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この記事のコメント

このアニメのアオリ文句は絶対に 映像化不可能といわれた小説のアニメ化(確かこんな様な)。
今期は1話放送前に番宣が多かった。あと、先行放送も。
先行放送は兎も角、番宣は正直シラケさせられる。
嘗ては、動画枚数が何千枚ですとか、試写会から出て来た一般客に面白かったとかキレイだったとか、○○サイコーとか言わせたり…。
そんなの見せられてばかりでウンザリ。
逆にそんなの作ってる暇があったら、作品に力注げよと言いたくなってしまう。
で、この新世界より…番宣のアオリ見ただけでイラっとしてしまった。
いい加減、こう言う挑発的な文言は止めた方が良いと思うんだが。
で、1話目。
冒頭の虐殺シーンは何?
あれはどこに繋がってるんだ?状況からして現代っぽいけども。
そして唐突に1000年後ってw
その世界は特殊能力があってやっとこさ普通の人。その能力がある時期までに開花しないとジ・エンド。
人の死に対して凄く希薄な生徒達と対照的に実際に自分の子供を無くしてる(亡くしてる?)主人公の両親。
元々この世界に色々と疑問を持っていた主人公早季が一番最後に全人学級に上がった事で更に疑問の種は大きくなって行く…。
まぁ、まだ1話目だしそもそも用語を全部理解しようとしたら小説を買って読めって所だろうから、余程本筋に関係のある言葉以外はスルーする事にする。

2012-10-07 Sun 22:26 | URL | u12 #-[ 編集]

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