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映画『第7鉱区』

 放送された韓国映画『第7鉱区』を見る。
 難民エイリアンを描いた『第9地区』とゴッチャになりそうなタイトルで、便乗かな、と思ったけど、超常的な存在が登場する以外、似たところはなく。
 第7鉱区、というのは現存する地域(海域)であり、韓国側の言い方で、日本からすると…いや、まあ、興味のある方は調べてみて下さい。

 海上の採掘基地を舞台にした、モンスター・ホラー。
有り体に言ってしまうと『エイリアン』風映画。
 孤立した環境・限られた登場人物が、謎の脅威により次々殺されていく。
 こういうタイプの映画、基本パターンそのままの内容。
悪人・善人に見えたキャラクターが、真実が明らかになるとその立場を入れ替える「意外性」までパターン通り。
「結局コイツは悪人だったのか善人だったのか、どっちだよ?」と思わせるところはパターンから外れるけど、それは面白さを狙ったと言うより、絞り込みの弱さ。

 この人は死ぬな、とか、コレは対モンスター戦で使うつもりの小道具だな、というのが誰でも読めてしまう。
読みを上回るか、いっそ大きく下回ってくれれば「お笑い」の価値が出るけど、真面目に堅実に撮ってあるのでそれは難しく。
 モンスターのCG造形が、ちょっと安っぽい。
外見、キャラクター性や能力設定に工夫してないのは残念。
「食べた人間の知性を取り込んで賢くなる」ぐらいやっても良いのに。
 ヒロインとモンスターのラストバトルが長く続くのは、エンターテインメントにしようという努力。

 どこかにオリジナリティーがあれば、ずっと良くなったのになあ。
一家が頑張る『グエムル-漢江の怪物-』ぐらいには。
 せっかく微妙な立地なんだし、派遣されてきた日本人技術者でも出して、「実は全てコイツの仕業では?」という疑惑展開を入れれば個性になったろうか。
いっそ舞台を海上基地じゃなくて某島に……怒られそうだからこの辺で。
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