オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『ガールズ&パンツァー』06.「一回戦、白熱してます!」

 やりたいことがハッキリしている作品は、見易い。
 困るのは、例えばロボットアニメなのにロボットが格好良くない、「格好良くないところが魅力的」な訳でもない、ドラマは薄い、キャラクターにも興味を持たせない、そうなると、ドコをどういう風に楽しめば良いのか分からなくなってしまう。
 このアニメは、「とにかく戦車ありき」。
戦車を面白く・魅力的に見せるため、世界観からキャラクターまで揃えてある感じ。

 なんで学校が戦艦に乗っているのか、街中で戦車バトルが行われたり異常に見えるけど社会形態はどうなっているのか、世界全体を分からせるための詳細説明は省かれている。
「これなら戦車が存在してもイイかな」と思わせられればそれで良い、という割り切り。
 戦車にムサイ野郎を乗せたって今時誰も見てくれないから、乗員は全員美少女。
麻雀を美少女のアイテムにした『咲-Saki-』的(こちらは女の子優先に見えるけど)。
 競技とはいえ砲撃戦を行う訳で、どうしても死者・怪我人が出てしまいそうなところを、「安全に配慮した砲弾を使用」という無茶な一言でナシにしてしまうのが可笑しい。
拳銃で撃っておいて「峰打ちだ」ってギャグが昔、あったなあ。

 砲撃、えらく当たらないモノだと思うけど、こういうものなんだろう。
 もっと最新鋭の戦車を使わないのは、そこまで戦車技術が発達していない世界設定なのか、「弓道で狙いをデジタル機器により付ける」ような無粋な行為だからか。
いずれ超お金持ち学校がコンピューター制御戦車を持ち出すが、ヒロインらの恐ろしくアナログな戦術の前に敗れる、という話も?

 ヒロイン学校の女の子達は、戦車チーム毎に強く色分けされており、分かり易い。
 歴女というか、歴史上キャラクターになりきりっ子の少女達が楽しい。
今のところ、ヒロインの指示に「なるほど、○○(史実上の戦い)だな」と追従するに留まっているよう思えるので、いずれはサジェスチョンを与えたり自ら作戦立案するなど、より活躍する姿が見たいな。
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この記事のコメント

> 砲撃、えらく当たらないモノだと思うけど、こういうものなんだろう。

はい、

第二次世界大戦当時は、足周りのサスペンションや照準装置などが単純で
走りながらではまず当たりません

照準装置も手動で目盛りをあわせながらという代物

>いずれ超お金持ち学校がコンピューター制御戦車を持ち出すが、
>ヒロインらの恐ろしくアナログな戦術の前に敗れる、という話も?

設定では「第二次世界大戦中に実機製作まで行った戦車(搭載機器含む)に限定」となっているので
それは無し

だいたい、そんな物を持ち出さなくても、現在の主人公たちの学校の戦車では、姉のティーガー戦車や
プラウダ校(ソ連)のT-34/85との性能差が、一年戦争当時の旧型ザクやボールと、ZZ時代後期のザク3や
ドライセンやドーベンウルフ並みの、絶望的な性能格差で、「これどうやって勝つんだ」と頭を抱える状態。
(ちなみにサンダース高校の各種M4だと、Z時代前半のハイザックとかジム2、その改修型のジム3ぐらいか)
監督自身ですら「ノリで決めた主人公チームの火力などが低すぎて困っている」と言っているほどの性能格差


機動性がどうこういうレベルじゃなくて、「こちらの攻撃はほぼ装甲で弾かれるのに、相手の攻撃はまず防げない」
「射程距離も全然違う」「速度なども勝っているわけでもなく、むしろ劣ってさえいる」というレベルで

ちなみに、教官が乗ってきた現実世界でも最新鋭の10式戦車は、作中でもスムーズに早く走っていて
先の例で言えば、Vガンダム時代の最新鋭主力MSぐらいの性能
2012-11-25 Sun 13:11 | URL | ken #-[ 編集]
今と違って走りながら撃つと当たらないので、ドイツでは基本、停まってから撃つようにしていたらしいですよ。
確か第二話の橋の上で主人公の戦車は一旦停まってから撃っていたはずです。
歩兵のファイアアンドムーブメント戦術のように、複数で交互に停まっては撃って包囲殲滅を図ったそうです。

ただこれは命中率が比較的高いドイツ戦車でのことらしく、主人公の乗るⅣ号戦車のサスペンションは板バネで急停車時の揺れが少なくて命中率が高かったからだそうです。
※まだ砲弾直進性の低い24口径の短砲身ですがw
一方、米のシャーマンシリーズのサスペンションは悪路走破性はいいものの、揺れが大きく命中精度は低かったようです。
※M3リー戦車も車体は基本M4と同じなので命中精度は・・・。
ソ連T34シリーズも同様で、さらにディーゼルエンジンの振動も加わって停まっても当たらない。
なので撃ちながら牽制して間合いを詰め、数で押切り、近距離で当てる戦術も他国ではあったそうです。

ですが、戦車砲も歩兵の小銃と同じく射撃時に跳ね上がりが生じるので、至近距離でも確実に当てるには技術と経験が必要だったそうです。
歩兵の場合、200m以内に近づかれると恐怖心と興奮でこの跳ね上がりを考慮できなくなり命中率が極端に下がるそうです。
戦車も同様で、大洗での対英戦車戦で生徒会チームが至近距離で外したのも恐らくこれが原因だったみたいですね。

一見、萌えと戦車を融合して安っぽい印象も最初はありましたが、このような細かな部分も考察(?)されてるようで実はしっかり作っているアニメなのだと思います。
私もヒロインたちのキャッキャウフフより、戦車が走り回っている時の方が萌えたりしますしw
これは冬コミのダークホースに挙がられるかも知れませんよ。
ささ、飛龍先生もコピー誌でぜひ!
私はメカ作画苦手なので読むだけで・・・。
2012-11-26 Mon 04:58 | URL | ラッシャーヴェラク #-[ 編集]
うぉ、更新しててびっくりしたw
ガルパンは今期のダークホースですな。
始まる前は監督初オリジナル作品なので不安視されてる所もあったが、箱を開けたらそんな風は何処へやら。
アニメでの舞台となっている茨城県大洗町も聖地巡礼で活況な様子(同じ県内の某市とはえらい違いw)。
まぁ、多少の脇の甘さはあるものの、それさえも押し切ってしまうパワーを備えてる。
しかし、アニメに於いて今までは美少女+戦闘機等なら沢山作られてきたが、戦車をアニメで使うと言うのは(原案的な物があるとは言え)、よく踏み切った物だと関心。
1クールを惜しむ声があるが、美味しい物はちょっと食べるくらいが客、店両者の利益に繋がる。

2012-11-26 Mon 21:16 | URL | u12 #-[ 編集]

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