オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

映画『ワイルド7』

 WOWOWで映画『ワイルド7』を見る。
 望月三起也原作の傑作漫画を実写化したもの。
昔、テレビシリーズとして実写化されたこともあるが…主題歌以外、ほとんど覚えてないなあ。

 う~ん、酷い。
 原作ファンとして、監督らはちゃんと漫画を読んだのか、面白い部分を多少なりと理解できていたのか、疑問。
 七人の描き分けが無く、個性を生かした活躍もほぼ無し。
特殊バイクの魅力は薄くて、バイクアクションへの拘りも無い。
 シチュエイションを徹底的に活用し、頭を使って危機また危機を切り抜ける、原作の痛快さなど皆無。
「とにかくバンバン銃を撃つ」「正面から突っ込めば後は何とかなる」こんな見せ方だけじゃ…
 続編を睨んでの都合もあるんだろうけど、危なくなったら抵抗せず降参して生き延びるワイルドの弱々しさにも、ガッカリ。

 単にアクション映画として見ても、飛葉の恋愛、セカイの親娘愛など、時間を無駄にしているとしか思えない余計な要素のお陰で、物語が恐ろしく薄っぺらい。
 ワイルドのメンバーがさっぱり凶悪に見えず、特に飛葉のミスキャストぶりは、演じた瑛太が可哀想になるぐらい。
 せめて「飛葉が罪を犯すに至った経緯」だけでも、きちんと映像化すべきだったのでは。
セリフでちょっと説明したから良いでしょ、って?
単純ではあるが、今回の事件と飛葉の過去を繋げる方法もあったろうに。
 深田恭子は、キャラとして消すか、もっと活躍させる手だったと思うけど、眠っているウチに最後の事件が片付いており、肩透かし。
 悪のボスに憎々しさが足りず、事件の解決もスカッとしない。

 期待していなかったから、取り立てて失望したということはなく、まあ普通に時間の浪費をした気分。
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