オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』01.「高校生活のスタートは修羅場」

 原作未読。
 幼馴染み・千和の描き方について、「寝坊する主人公を若干のサービス込みで羨ましく起こす美少女」というパターンにせず、「料理を主人公に頼り、精神 的・肉体的にも未熟であることにより、恋愛対象と捉えられず完全な『妹』ポジションにいる」のをしっかり感じ取らせてくれるのは、丁寧で結構。
 恋愛オンチ、というより恋愛を忌避する主人公にとって、楽に過ごせるという意味では彼女は、世界で唯一かも知れない特別な少女だろう。

 恋愛にネガティブな気持ちしか持てないその主人公の設定も、酷い両親の事情をサラッと語ることで、何となく納得させてしまう手際の良さ。
 かつて中二病的な疾患だったらしいが、『中二病でも恋がしたい』六花であれば認めたくない辛い現実からの逃避として機能していたのに、この作品では、否応なく対応しなければならない現実により強制的に完治させられた・病気に逃げ込んでいることも許されなかった(のだろう)、真逆の扱いになっているのが面白い。
……「恋愛とか興味ない」という態度もまた、中二病っぽいといえばいえるか。
 アニメとしてはこの作品が後発なので、『中二病…』の後追い?と思ってしまうけど、原作一巻の発売時期はこちらが先らしい。

 そういう彼の恥部を淡々と暴いてしまう非道なヒロイン・真涼も面白いが、魅力を本当に描き出すのは次回以降。
 各キャラクターのポジションがハッキリしているので見易く、絶賛するような内容になるかは分からないけれど、見続けるのに問題のない第一話。
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アニメ | コメント:1 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

>アニメとしてはこの作品が後発なので、『中二病…』の後追い?と思ってしまうけど、原作一巻の発売時期はこちらが先らしい。

刊行された経緯を見ると、作品(小説)として形になった時期は『中二病…』の方が先みたいです
尤も中二病に対するアプローチも真逆ですし、どっちが先とか後ではなく選んだ題材が偶然一致しただけでしょうね
2013-01-10 Thu 09:12 | URL | ぬこ #tLB7dWp2[ 編集]

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