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『ガッチャマン クラウズ』04.「Kitsch」

 えええコレが?というほど原典と違う『ガッチャマン』新作。
だいたい「科学忍者隊」じゃないし…いや、現代地球人からしたら魔法に等しい技術、というだけで、全て科学に基づいてはいるのかな。
 ゴッドフェニックスも出そうにない。
もしかしたら、凄くヒネくれた形で登場する可能性はあるか。

 よくある「ズブの新人が正義の組織に加入し、失敗しつつ成長する話」ではなく、ヒロインも初見の印象通り「現実と上手く折り合えない不思議ちゃん」ではない。
 ガッチャマンは、謎の存在から力を与えられ、言われるまま(なのかな?)よく分からない脅威・MESSと戦っていた。
それは正しい事だ、そうするべきなのだ、と思っていたんだろうけど、先入観を持たない はじめがMESSと仲良くなってしまい、そのお陰で人間は襲われなくなる。
 …なかなか見ない展開で、驚かされた。
新人は、無知故に良かれと思った行動でチームに迷惑を掛ける、という辺りがパターンなのに。
 はじめは、見知らぬ他者とコミュニケーションを取る能力に長け、災害ボランティアもできる行動力を持つ。
「不明な敵?と理由不明のまま、現実離れした戦いを繰り広げてきた」清音と比べ、どちらがどれだけ「正しい」のか…
実に面白い提示。

 多くの人がスマートフォンに導入している様子のSNS「GALAX」も面白い。
ちょっと『東のエデン』で開発されていた携帯サイト機能に似ているかな。
 ホストプログラムが、大小様々な事件や個人的悩み事に対し、使用者へと暫定的アドバイスを与えつつ、対応可能な他者をマッチングして解決を図る。
 基本的には善意に基づいている?
金銭が関わる「仕事」に発展しそうなケースもあり、ポイントが与えられているようでもあるし、単純ではないのか。
 「GALAX」「総裁X」は、今のところ人々の役に立っていると思え、原典ではこれらこそ「敵」であった訳だけど、ストーリー進行と共に性質が変わっていくんだろうか。
 作中で、唯一悪者っぽいベルク・カッツェの企み、ガッチャマン側トップとの関係も気になるところ。

 どう転がっていくのか分からない筋立てで、楽しい。
 オリジナル『ガッチャマン』は自分の田舎で放送されておらず、未だに「全体的なストーリーは知ってる」「所々のエピソードを見た」ぐらいのため、思い入れはさほど強くない。
だから「こんなの『ガッチャマン』じゃねえ!」という反発は弱く、面白くなるならどういう形になっても構わない。
 ただ…これならタイトルは『モノノ怪CROWDS』でも『つり球SERIOUS』でも良かったような気はしないでもないな。
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本来、この企画はガッチャマンとは全然関係のない所で決まってたそうです。
それが某邦画に合わせてなのか、急きょガッチャマンにタイトルが決まったとか。
大人の事情ってヤツですね、嫌ですね。
ですから、ガッチャマンスーツのデザインもあの様になっていたり・・・

タツノコプロはテッカマンブレードを制作してしばらく経ってからジェネレイターガウルなどの
新世代タツノコヒーローの創造を試みてはいましたが、それがうまくいったかと言いますと
深夜アニメやOVAばかりな事もあって正直厳しい物がありましたしね
特にソウルテイカーはスピンオフの小麦ちゃんの方が受けてしまったくらいで

かといってガンダムや仮面ライダーのようにシリーズも重ねていない内に名前だけ
借りた所でどれだけ効果があるのかはわかりませんけどね

Re: タイトルなし

> 本来、この企画はガッチャマンとは全然関係のない所で決まってたそうです。

 あ、そうなんですか。
なるほど、それなら色々納得。

Re: タイトルなし

> 特にソウルテイカーはスピンオフの小麦ちゃんの方が受けてしまったくらいで

 『ソウルテイカー』かなり忘れてますが、後半は面白かったような…
『ガウル』も、真面目に作っていたんですけどね、時代と上手く折り合わなかった感じでしょうか。

> かといってガンダムや仮面ライダーのようにシリーズも重ねていない内に名前だけ
> 借りた所でどれだけ効果があるのかはわかりませんけどね

 実写映画もありますし、「ガッチャマン」というブランド名で、仰る通り「ガンダム」「ライダー」「戦隊」のように各シリーズについて、かなり自由なスタッフ裁量を許せるようになれば面白いかも知れません。
 しかし、映画は評判宜しくないみたいですし、今後もシリーズが続けられるかは、うーん。
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