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『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』01.「渡河作戦」02.「ガレアデ」

 OVAで開始された、『ボトムズ』の最新シリーズ。
 作品内年代で言うと、『野望のルーツ』に続く話になるだろうか。
だから、フィアナや、ゴウト、ココナらテレビシリーズで お馴染みのキャラクターは当然 登場しない。
『野望のルーツ』で行動を共にした(いたぶられた?)レッドショルダーの仲間達も、第2話までは出てこず。
 唯一、ロッチナだけが顔を見せる程度。

 うーん…見終わった印象は、少々不満。
 ただ、『ボトムズ』として必要な要素は不足無く全て入っている作品だと思えるので、休止期間に膨らんでしまった こちらの要求ハードルが、高くなりすぎていたのが原因かも。
 作品への思い入れが強いため、自分の中にあるイメージと少しでもズレがあると、「違う!」と言いたくなってしまう。
 そういうファンが多いお陰で、これだけ長くシリーズを続けてこられた、という意味で有り難くはあろうが、思い切った新しいことが やり辛い、という意味では制作者も大変だろうな。

 OPの歌、これまでとかなり変わったタッチのモノになっている。
最初は拒否反応が出てしまったが、何回か聞く内に「これはこれで」と思えるようになってきた。
 今回は「漢」を歌い上げる、というより、「戦場で戦う兵士達の悲哀」を表す歌?

 CGで表されたATの挙動は、良くもなく悪くもなし。
今なら、もっと高いレベルで造形したり演技を付けたり出来るはず(お金さえ掛ければ)だけど、ヘナヘナの作画で見せられるよりはマシか。
 CGの利点を活かして こういう演出をしよう、という事が考えられてあり、回を重ねるほど制作側も慣れてくるだろうから、この後に期待は持てるんだけど、少しぐらい不細工になっても構わないから手描きで見せて欲しかった、というのが個人的感想。

 キャラクター作画は、意図的にかどうなのか、かなり雰囲気が変わっており、善し悪し。
 アメリカのアニメ『バットマン』や『スーパーマン』風の絵が、時折混じったりして。
 キリコの顔で、「誰?」と思えるカットがあるのはテレビシリーズからの伝統だけど、全体に精彩に欠けているのが残念。

 ストーリー。
 ATが大挙して押し寄せる渡河作戦の描写が、まるっきり『プライベート・ライアン』なのは、どうだろう。
崖を駆け上がるためのAT用レールとか、面白い仕掛けもあるんだけど…どう頑張っても「要はロボット版『プライベート・ライアン』でしょ」と言われて終わってしまいそう。
 後追いとしては良く出来ていると思いつつ、どうせならハリウッドがパクりたくなるぐらいオリジナルな、「巨大ロボットを使った戦争とはこういうものだ!」を期待したい。
出来ないスタッフではないと思うから。

 戦場のキリコと、軍内部で苦境に立たされるペールゼンを、対比しつつ描いていくのかな。
 こうして見ると、二人の関係は『巨人の星』星飛雄馬と一徹 親子に似ている…かも。
ペールゼンは本気でキリコを殺そうとするし、キリコが彼にホンの僅かでも愛情を抱くことはあり得まいが。
 キリコは出自不明なのだし、「ペールゼンの遺伝子から作られた『息子』」という設定でも構わないような。
なかなかしぶといペールゼン自身が、「異能生存体」の遺伝子を持っていた、とか。

 物語はまだ始まったばかり。
 期待しつつ、見続けたい。
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