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『機動戦士ガンダム00』09.「大国の威信」

 宇宙空間の戦いで、「後ろから襲う」という作戦には どれほどの意味があるのかなあ、と思うけど、それは『銀英伝』でも良く用いられていた概念だから良いとして。
 戦術予報士お姉ちゃんが絶対の自信を持って作戦立案したのだろうが、圧倒的なパワーを持ちつつも、総数四機しかないガンダムチームとしては、固まって来る敵に対して小細工せず戦いを挑み、敵陣の只中に斬り込んで数の差を逆手に取り同士討ちをも誘ってみる、ぐらいが妥当だったような。
挟撃したければ、対峙してからでも、キュリオスの超絶運動性能で後ろ側に回り込むことは出来たろうし。

 陽動・挟撃部隊にはスピードが要求されるだろうに、ヴァーチェを出す意図も謎。
いや、モビルスーツの性能はまだ未知数なので、意外とヴァーチェはパワーにモノを言わせた恐ろしい機動性を発揮できるのかも知れないが。
 エクシアは戦力として余り頼りにならない、という事実もあるのか。
 …と、難癖は付けられるけど、互いの手の内の読み合いは楽しく、初めて危機的状況に陥るソレスタルビーイング一行も、追い込んだのが軍人のオジサンだという見せ方にも、興味を引かれる。

 ドラマ的には、突然 泣いているグレイスに対し、取って付けたように話しかけ自分語りをするロックオン、と、やっぱり余り感心しない。
 いくら何でも、前回チョイチョイと拠点を攻撃しただけでテロが収まりはしないだろう、と思っていたのに、どうも沈静化したみたいで、拍子抜け。
 お姫様も、刹那の情報は他に漏らさないでくれたのね(急に援助がもたらされる事になったのは、その情報目的?)。

 まあ、ロボット物なのだし、バトルが面白ければ それでかなり「良し」に出来る訳で、次回、ソレスタルビーイングによる反撃が見所に満ちたものであるよう、期待。
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飛龍先生
 掲示板の方が書き込めなかったので、こちらに……。
> 燃料は食うでしょうが、それは余り気にしない世界観と思えます。
 まず、銀英伝の世界の戦争というのは、古代中国~ナポレオン時代の戦争がベースになっているという点を忘れてはいけません(艦一隻=兵士一人という感覚ですね)。
 この頃の戦争というのは、士気の低い農民兵を隊列組ませて無理やり戦わせているようなもんですから、個人に多くを求められません。指揮官の方も全体を直接見て、指揮する範囲でしか動かせないので、隊列組ませて集団戦をやらせるしかなかったのです。
 実際、スパルタのファランクスのように、前方に集中することで戦力を最大化して無敵を誇った例もあります。でも、このファランクスにしても側面、後方を突かれるとモロいですが、兵士個人がアテにできない以上、隊列を組んで戦わせるというのは絶対条件として外せないのです。
 後背を突かれて兵士単位で向きを変えたら、隊列は崩れ、統制された行動はできなくなります(故に弱い)。
 そのようなイメージを根底に置いている以上、半端に近代的イメージでツッコむのは無意味です。

>宇宙に限りませんけど、敵が挟撃を企むなら、考え方を変え、速度を上げて、まず前方の敵に当たり、その後 後方の敵と戦えば、各個撃破でかえって有利な状況にも持ち込めるでしょう。
ラインハルトがアスターテ会戦でやった機動戦術ですね。
 史実でもナポレオンが成功しているので、ありではあるんですが、それには、自軍の機動力が高く、それを敵軍が知らないなどの条件が必要なので、やはり普通は挟撃されておしまいの方が多いかと。敵の半分が自軍より少ないという保証もありませんし。
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