オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『寄生獣 セイの格率』01.「変身」

 原作は、漫画史に残る傑作で、発表当時に頭をガツンとやられた覚えがあり、もちろん既読。
 『ターミネーター2』が公開されてCG技術が大きく広まった際、「これで『寄生獣』が実写映像化できる!」と、よく言われたもの。
 人体が異形へと変化する、ビジュアルのインパクトに留まらず、異質な存在である者達の視線を通し「人間」を冷たく・優しく見つめ直す、腹に堪える深い物語でもあった。

 アニメ。
 ちょっと軽め・今風にされたキャラクターに、最初、違和感。
すぐ見慣れたが。
 お話しは基本的に原作通りなんだけど、演出や作画がちょっと淡泊であるせいか、恐ろしいことが起きている実感に乏しい。
 変更点。
他の人間に寄生成功する重要なシーンが抜けているため、人知れず寄生された相手に殺される恐怖や、ミギーの「失敗」が伝わり辛い。
不良の絡みを自動車事故に変えた意味は?人間を殴るだけなら右手一本で出来そうだが、車を止めるとなると体…足の踏ん張りが必要になるはず。
苦手だったはずの虫を掴むシーンが追加されているけれど、こういう精神的変化はまだ早い(しかも「情のカケラも無い、虫と話しているような」という原作通りのセリフを残しているのに)。
 原作未読であったりさして思い入れのない視聴者には気にならないぐらいのことかも知れないが、個人的に、チョイチョイ引っ掛かってしまう。

 作画はかなり良い。
 まだ見続けるつもり……「これなら原作読み返した方が良い」と思わせられない限り。
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