オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

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『山賊の娘ローニャ』01.「かみなりの夜の子」02.「はじめての森へ」

 原作児童文学未読。
 3DCGをアニメ調に処理した画面は、特番で見た際、不自然さが目立つよう思われ、出来を危惧していたけど…まあ悪くない。
画面そのものは、少し見ていれば慣れる。
 演技の付け方などにまだまだ硬い所があり、引っ掛かりつつも、「一生懸命に見る」のでなければさして気にならないレベルではあるだろう。

 困るのは、ストーリーと演出。
 二話連続放送しながら、その内容は、せいぜい一話分ぐらいにしか感じられない。
無駄なシーンをモタモタと見せる所が多く、途中で退屈してしまう。
 例えば『ハイジ』なんか、「ハイジが山小屋に着いた」から始めれば一話目はナシでも構わないはずだけど、それを面白く、興味を引いて、感動さえ生じさせるよう構成・演出されていたもの。
 大した事件が起きる訳でもないのに飽きさせず見せる、というのには、恐ろしく高度な技術が必要。
誰でも出来るものでなく。
 ダレさせる余分を削ぎ落としてテンポ良く見せれば、別段、お話自体は問題なかったろうに。
「しっかり日常を見せる」というのと「制作者だけが必要と考えている面白味のないシーンを長々見せる」を間違えているような。

 演出的にも、さして楽しくもない山賊行為を長く見せる割、一話のハイライトだろうローニャ誕生に至る出産過程にはほとんど触れず、泣いてるオヤジだけ大写しされても満足感に欠ける。
「村から呼んできた産婆に産室から追い出されるオヤジ」「部屋の前をウロウロ、苦しむ妻の声にハラハラ」「誕生を告げる産声に歓喜」といった分かり易いパターンに落とし込んだ方が良かったんじゃなかろうか…アリガチ過ぎではあるけど。
 初めて城の外へと出て行くローニャ、その感動が上手く伝わらないのも宜しくない。
音楽を盛り上げて、やり過ぎぐらい大げさにやって良い所では。
 そこいらのダメアニメと比べれば、表現したいことは分かるし、呆れるほど悪い部分はない。
しかし凡庸で、視聴者を驚かせる工夫どころか、キーになるはずだろうポイントも適切に見せてくれないので、次第にフラストレーションが溜まってくる。

 「ウルサいオタクにはウダウダ言われたけれど、本来のターゲットである子供たちは喜んでくれた」…なら、問題ないが。
 もうちょっとだけ見て、判断したい。
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アニメ | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

>>画面そのものは、少し見ていれば慣れる。

なぜシドニアじゃ慣れなかったんでしょうねw

ゴローちゃんのジブリ以外での意欲作ですね。
彼には外で揉まれて、やがてはジブリに戻って新しいジブリを切り開いて貰いたいです。
2014-10-17 Fri 21:19 | URL | u12 #-[ 編集]
> なぜシドニアじゃ慣れなかったんでしょうねw

 制作スタジオの技術が一作ごとに上がっているから、こちらでは違和感が少なかった…とか(^_^;)

> 彼には外で揉まれて、やがてはジブリに戻って新しいジブリを切り開いて貰いたいです。

 せっかく外に出たなら、もっとジブリに縛られない、例えば『ガンダム』新シリーズとか萌えアニメなど手がけ、幅を広げて欲しいようにも思います。
2014-12-21 Sun 11:00 | URL | 飛龍 乱 #-[ 編集]

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