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『山賊の娘ローニャ』06.「にらみあう山賊たち」

 うううーん…「日常を丁寧に描いている」というのではなく、「特に何も起きていない状況を工夫なくダラダラ見せている」ことが多いアニメ。
 今回、マッティスが木椀を投げるシーン、「投げられた椀を配下の山賊が慌てて避ける」「壁に当たって椀が跳ね返る」「ローニャらの前に落ちて転がる椀を止まるまで」と、三カットにも分けて描く。
元々さして必要でも無いシーンなのに、カットを三つに割って見せることで、とにかく間延びした、退屈な画面を作ることに成功。
 しかも、「激怒した表情で椀を投げるマッティス」という、最も分かり易いシーンだけは描いていない…そういう演出法はもちろんあるんだけど、逆に投げるシーンだけしっかり描けば他はナシでも良いぐらいなのに。

 マッティスがローニャに山賊行為の真実を隠しているのは、何故?
彼が、元は普通の生活をしていたが食い詰めて山賊になった、というなら、不法行為を恥じて隠すのも分かるけど、先代からの家業みたいだし。
意味ありげに描いているから、何か特別な理由があるのかな…納得のいく理由があれば良いな。
 前回、危機に陥ったビルクを助けるローニャのアクションが割合面白く描けていたので、一話に一度ぐらいこういうハッとさせるシーンを設ければ、もうちょっと視聴者の集中力を喚起できそうに思う。
いや、前述の「椀を投げるシーン」でも、凄まじい怒りの形相を見せるマッティスと、その後の力が入らない対応ぶりに、演出で大きな落差を設ければ、見所にできたはずなんだけど。
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