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オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

映画『どろろ』

 WOWOWで放送された映画『どろろ』を見る。
 手塚治虫先生の名作を、実写映画化したもの。

 うう~ん、可もなく不可もなく。
 良くない点としては…
 どろろが子供でなく、割といい歳の見た目ハッキリ女性だと分かるキャラ(柴咲コウ)に変更されているのは、まあ構わないとしても、それをシナリオとして消化し切れていない。
「捨てられた子供の気持ち」を代弁して啖呵を切る所など、胸にズシリと来るシーンになるはずだったのだろうが、もう「捨てられる」より「捨てる」ぐらいの年齢になって何言ってんだよ、という気持ちにしかならず。

 ラスト近くのテンションの下がり方が、凄い。
 エンターテイメントなら、悪役を悪役のまま死なせてやった方が良かったかと。
誰もが悲しみを背負っている…とかいう方向の物語にするにも、積み重ねが薄く、「最後まで来て無理矢理良い話にしようとした」としか思えず。
 途中、イメージ・ダイジェストのように「様々な妖怪と戦ってきました」を見せるシーンが、気分的に一番盛り上がったぐらい。
 浪花節も嫌いじゃないけど、それならそういう方向でもっと突き抜けて、韓流ドラマぐらいに力業の泣かせを入れなければ弱い。

 特に破綻した部分はなく、最後まで真面目に撮ってあるとは思う。
そのため、「原作を破壊された怒り」を感じさせられる事はないが、「笑うほど酷いので一度見てみろ」と友人に勧めさせる動機も与えてくれない。
 テレビで放送されたら何となく見ても良いかな、という、それ以上でも以下でもない映画。
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