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『ユリ熊嵐』04.「私はキスがもらえない」

 この作品に出てくるクマが表すのは、単純にクマのことではない。
クマが人を食べる、というのも、食肉的なものと捉えては誤りだろう。
断絶の壁、ユリ裁判、透明な存在…全部、想定したテーマに沿った特別な意味が込められているんだと思う。
 作品を読み解くことは、作中の様々な要素を手がかりに、作者の頭の中を覗き込んで理解しようとすること。
『ウテナ』も『ピングドラム』も、そうしなければ分からない(そうしても難しい)アニメだったけど、今回のは、分かり易いエンターテインメント部分が少ないため、ひたすら課題を解かされているようなシンドイ気分。

 「幾原監督は何を考えているのか」なんて興味ないよ、と思わせてしまっては、拙い。
いや、それをこそ楽しむ、楽しいと思う人達に向けたアニメなのかな。
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