オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

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映画『超強台風』

 衛星で放送された中国映画『超強台風』を見る。
 タイトル通り、強力な台風が中国の一部を襲うディザスター・ムービー。
沿岸部都市の市長を中心に、対策チームや市民が台風災害に立ち向かっていく。

 中国国内ではどういう風に見られたんだろうか……日本から見ると、コメディーというよりギャグ、バカ映画。
暑苦しいスーパー市長が大活躍するヒーロー・ムービー、と表現した方が近いか。
 進路を変え続ける台風に対し、「最終的には自分達の市を襲うに違いない」「より勢力を増して大被害となるはず」と劇中で考えるんだけど、その根拠が、市長の恩師の言葉だけだったりするため、なんでそんなに信じられるのか不思議。
 経済的損失も度外視して人命を救おうとする市長、現場に赴いて漁民を直接説得したり、法律を無視した命令を出したり、サメをブン殴ったり、大活躍にも程がある(笑)。
演説する市長のバックで大波が弾けるシーンなど、格好良すぎて大笑い。
 「数十万の命も一人の命も同じく大切だ」とかいう、日本じゃさすがに真顔で言える人の居ないセリフが凄い。
人民のため、自らの命を省みず行動する人民解放軍の格好良さもステキ。
 若干こうプロパガンダというか、中国共産党万歳!検閲余裕で通過といったカラーが濃すぎて困りながら、その辺も日本人としては「列車埋めたり爆発跡地を慌てて公園にしようとしながら?」と突っ込みつつ、馬鹿ギャグと受け取れば笑える。
 飛び出す犬、飛び込むサメは、意図的なのかなあ、声出して大笑いしてしまったけど。

 この映画は特撮がなかなか、いやCGじゃなくて今時ミニチュア特撮。
 中国のミニチュアワークなんて……と侮ってみればこれが意外、難しい水を用いた特撮など、現在世界最高の技術じゃなかろうか。
往年の円谷特撮好きには、ここだけで見る価値がある。
 大波に押されて車が流され、漁船が街路にまで入り込んでくるシーンは、東日本大震災の映像を参考にしたものだろう。
昔なら「車に重みがない、いくら水に押されたってあんなに易々と流されるはずない」と文句言ったと思う、しかし現実の被災映像でも車は「ミニチュアのように」軽く流されており、リアル。
 特撮への人間の合成も上手いものなんだけど、構図やアクションが無理無理だったりで笑わせられたり、まあこの映画らしい。
 暇つぶしに、笑いながらミニチュア特撮の「味」を楽しむには向いた作品。
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