オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『魔法つかいプリキュア!』04.「魔法の授業スタート!ふしぎなちょうちょを探せ!」

 これまでのプリキュアシリーズは、普通の学校・家庭というものが登場し、それらをベースにストーリーを進めてきたけれど、今回は珍しく切り離された異世界が舞台。
といっても、全寮制だった『Go!プリンセスプリキュア』と変わらないぐらいの非日常感で、特に戸惑う所はない……悪く言うと驚きや冒険を感じさせることもないが。
 対象年齢を低く、明るくした『ハリー・ポッター』、というのが企画書の文言では。
『ハリー』大当たり中に放送すれば良かったけど、まあ、あやかったから視聴率が上がるという訳でもないか。

 海外作品に頼らずとも、せっかく東映作品なのだから、往年の魔女っ子シリーズ黄金のパターンを使えば良かったのに。
 魔法の国から人間界へと、次期女王になる修行・試験のためやってきた二人の少女が、魔法を使えず「劣って」おり、そのため社会システムや考え方が違う人間達に戸惑いながら、やがて受け入れ愛するようになっていく。
 ヒロイン二人は、「明るく元気でポジティブ」「冷徹・冷笑的」と対照的な性格付けにし(現『プリキュア』でもそういうつもりなんだろうけど余り対照化できてない)、反発しながら、しかし協力して脅威には立ち向かう。
 人間以外のキャラの視点から日常を描くことで、当たり前に思えたり理不尽に感じられる日々の出来事を、一度客観視できるのが利点。
『ハピネスチャージプリキュア』キュアプリンセス、『ドキドキ!プリキュア』キュアソードのように異世界から来たヒロインは既に居るんだけど、異なった視点は弱かったような(両作ともあまり見てない)。
 今作でもリコは魔法世界人か……ヒロインをみんな人間でなくしてしまうと、年少視聴者の感情移入が阻害される恐れがあり、「私たち見ている普通の女の子でもプリキュアになれそう」感は薄くなる危険性も。
 いや、単に『魔女っ子メグちゃん』が好きだったというそれだけの話。
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