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『僕だけがいない街』最終12話.「宝物」

 キレイに完結したアニメ。
この内容で、「リバイバルした、今度こそ過去を変えられるか?」なんて続編に続く終わり方だったらさぞやモヤモヤしたはずなので、しっかり終わってくれて嬉しい。
 内容としては、サスペンス、推理、SFといった要素を詰め込み、掘り下げればそのどれに特化しても行けそうでありながら、実のところどれでもなく、「ああ、こうしちゃうんだ」と思わされつつ、「これが最も良い形だろう」とも思わされる、不思議な視聴後感。

 真犯人をもっと恐ろしい奴にすればサスペンスは盛り上がったろうか。
子供を連続して殺しているし、最初の時間軸では悟の母親まで手に掛けている訳で、これが恐ろしくなくて何だと言われればそうだけど。
 でも、殺すことに快感を覚えている、という人間ではなく。
最後の時間軸で犯人は誰も殺してない……んだっけ?だから「殺人を重ねるごとに増す人生の歪み」が最も少ない状態ではあったろう。
 強烈な怒りも憎しみも殺意も、愛に似ている。
唯一、自分を理解してくれる悟を殺せない真犯人の複雑な内面は、SF的に時間を繰り返し体験した悟だから理解することができたのかも。

 リバイバルを悟が持つに至った理由、らしきものは、特に示されない。
その能力により、殺されるはずだった子供たちや悟自身も救われたが、もっとも善く在り方を変えられたのは真犯人だろう、所からすると、「蜘蛛の糸」を見られる真犯人が与えた……ペアとして存在した・疑似親である真犯人を救うため悟にもたらされた力、だったのかも。
 車ごと沈められた時、昏睡で長い年月を無駄にしてしまったと知った時、もう一度リバイバルがあると思ってしまったため、そういう便利なことが起こらないのに驚く。
考えると悟は、自分の利益のためにリバイバル能力を使ってないのね、「上昇する株やアタリ馬券・宝くじを覚えておいて戻った時間で投資する」なんて使い方もあったと思うが……多分、これをやった瞬間に能力は消失する(笑)。
 悟は、一度29歳まで生きているため、昏睡による人生ロスは諦められなくもないか。
彼のため、人生の長い時間を捧げた母親は可哀想だけど、まあ殺されることなく寿命まで生きられることを考えればいくらか埋め合わせ。
 悟と加代がくっつくルートを想像していたので、他の男(しかも広美)と子供を作っていたのが意外。
でもまあ、悟の危機を救ってくれた貢献度からして、愛梨を選ぶべきか。

 面白かった!
 機会があれば最初から見返して、また色々考えてみたいと思わせる、深みのある作品。
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アニメ | コメント:1 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

>>自分の利益のためにリバイバル能力を使ってないのね、「上昇する株やアタリ馬券・宝くじを覚えておいて戻った時間で投資する」なんて使い方もあったと思うが……

大前提。
悟はヒーローに憧れてました。
そもそも戻れるのは1分から5分前じゃ何も出来ないしw
しかもリバイバルはトラブルが起きる時しか発生して無いので、その手の儲け話には使えないでしょう。
アニメだとあの犯人は結局、悟と手術する子2人の殺人未遂の話しか出てませんが、原作だと悟の他に更に約10人殺してますw
だからとてもじゃないが、殺したくなかったなんて言い訳は通用しないでしょう。
2016-03-27 Sun 21:11 | URL | u12 #-[ 編集]

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