オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

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『ジョーカー・ゲーム』09.「ダブル・ジョーカー(後編)」

 騙し騙され、計画があり思わぬ相手方の行動があって、しかし最後はD機関の勝利…ポイントゲットで終わる、下手すればゴチャゴチャしそうな内容を、整理して毎回の争点・勝利条件を明確にし、分かり易く見せてくれる。
 厳しくアイディアの質を問われるタイプの作品なので、原作の完成度が高いんだろうな。
 日本スパイ達が余りにも男前揃いで垢抜けしているため、時代の雰囲気を感じさせる部分が少ないのは弱点……でも、ここをリアルにしたところで女性視聴者を離れさせてしまうだけか。

 前後編で登場した風機関は、冷酷非情ながらそれなりの実力を持ち、普通ならライバル組織として十分。
 戦況から、若い男達が大勢旅館に(定期的に?)集まっているのは不自然、というのは言われてみればその通りだけど、「スパイの行動としてもこれぐらいなら良しとしている」作品は少なくないと思え、駄目出しをされてしまう世界観のシビアさに、ちょっと驚き。
 せっかく作った内通者を作戦行動完遂前に殺そうとするのは迂闊。
そこから計画が大きく崩れてしまったのだし(実はD機関の恐ろしい周到さが根本原因にせよ)。
 指摘のように風機関は、スパイに憧れて恰好よさげな体裁を取りたがり、「ごっこ」遊びに興じていただけなのか。

 しかしD機関が実在してさえいれば(モデル?の中野学校はあるが)、日本は大戦で負けることなどなかったように思ってしまう。
真珠湾に空母が居ないこと、軍の暗号が解読されていることを知らせ、原爆の開発計画奪取や妨害まで、何でも出来そう。
 さすがに日米開戦後は、日本人の海外での行動は困難を極めるだろうし、また、こうした有効な戦力を巧く使いこなせない上層部の有り様が敗戦の大きな要因でもあったろうか……
いや『007』じゃあるまいし、スーパースパイの活躍で世界が変わることなどまあ無い、それは作中でも描かれている通り。
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