オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『ももくり』最終26話.「ふたりのキモチ」

 今週は特番的な声優さんのコメンタリー付き再放送で、本放送は先週で終わっていたみたい。
 癒やし系ストーカーアニメとして、とても面白い作品。
お互いを思い合う気持ちが、基本的考え方の違いにより噛み合わないところとか、実に楽しかった。
その齟齬が次第に解消され、しっかり幸せになっていく過程が描かれ、それは嬉しく思いつつも、恋心が問題なく通じ合ってしまうと「単なる馬鹿カップル話」にもなりかねず、難しい。

 心也が無理して格好付けていることを、(ストーキングして得た情報により)正しく理解して評価してくれる雪は、ある種「理想的な恋人」。
普通は、付き合っていようが、相手のことにそこまで興味を持ったり細かく記憶したりしないと思われ。
 気持ちが満たされている時のストーカーは、最高の恋人足り得る。
 関係が悲劇を迎えた際、雪はどうなるか……今はまだ、彼の気持ちが自分だけのものでなくとも構わない、そういう状態であることに戸惑いさえ感じているようだけど。
 二人とも、相手が自分に感じている「価値」に無自覚な様子なので、特に雪の場合、そこを小出しにしていくことによっては相当な恋愛期間の延命が図れようか。
 最終的に、心也からDNA情報をもらって雪体内で複製体を作ることにより、オリジナルから距離を取られても耐えられるようになるかも……薄い同人誌ネタというか見ている人は結構誰でも考えることじゃないかと思うが。

 この二人の関係が最悪になる、なんてことは「サザエさん一家が崩壊する」ぐらい、作品として起こり得ない・制作者が起こす気も無い話だろう。
 作画は安定しており、最後まで気持ち良く、チョイチョイ笑ったりしながら見られた。
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