オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『亜人』14.「なんかめんどくさくなってきた」

 半年の休止期間を経て始まった第二クール。
 第一クールは、とても面白く見た。
 死んで、生き返ることでしか、その人が亜人かどうかの見分けが出来ないという設定。
そうするとキリストなんかは人類最初期の亜人なのかな。
「神」からの救済・福音として亜人が作られたとすると、世間からの反応、追い込まれた亜人の行動など、皮肉。
いや、まだ「米軍が作り上げた生物兵器にDNA適合して感染した人間が亜人になった」とかいう、神秘性など皆無な真相を語られる可能性はあるが。

 佐藤のキャラクターが強烈。
悪役なのだろうが、もの凄い行動力とカリスマ性を持ち、彼が消えると作品パワーはガクンと落ちてしまうだろう。
 主人公・永井。
普通、こういう物語で主人公は、小市民的善人で、悪いことをするのに大きな抵抗を感じるモノ。
実際には、悪人とばかりは言い切れないが、計算高く、躊躇無く(ちょっと楽しそうにさえ)他者を犠牲にしてみせ、良い人間と表現するのは難しい。
だから、キレイ事だけじゃやっていけない最悪の境遇下で図太く生き残れたとも言えるし、次に何をやるのか分からない。
 人類側の戸崎なんかも、「自身の正義を信じて行動していた、亜人に加えられる非道を知って立場を変える」キャラにしそうなのに、全て知りつつ、亜人がどう扱われようと構わないヒデー性格。
婚約者の病気など可哀想な事情はあるようだけど、それだけじゃ埋め合わせられない程。
 パターンで処理しない、突き抜けた・やり過ぎたキャラ達が面白い。

 人類が、異物である亜人をそう簡単に受け入れるとは思えず、この物語はどういう決着を迎えるのか。
「そうは言っても、あなたもアナタも実は亜人かも知れないんですよ」という事実が世間に広く深く知られれば、差別的に扱うべきではないと考える人も多く出るかな。
 佐藤の考える、武力闘争の末に彼が日本を統治する、そういう極端な未来が亜人にとっては一番良い?
しかし、相当な恐怖政治でなきゃダメだし、他国が彼を承認するとは思えず、多難。
 「新たに生まれてくる子供たち全員が亜人」あるいは「亜人でなければ戦えない、人類の天敵が出現する」ということなら、対立どころじゃなくなるかも。

 第二クール。
 格好良く戦いを決意して海に飛び込んだ永井・中野コンビだけど、具体的な対抗方法を考えておらず、途方に暮れているのが可笑しい。
 戸崎を巻き込む(その下に付く?)作戦は、上手くいくのか。
 今期も楽しみに見続けたい。
スポンサーサイト

アニメ | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<『クラシカロイド』01.「ベトとモツと音羽館」 | HOME | 『Lostorage incited WIXOSS』01.「記憶/裏と表」>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |