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『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』最終12話.「オカルティック・ナイン」

 想像を絶するような展開が連続して、容易に先を読ませず、最後までどうなっていく物語なのか興味を失わずに見続けることができた。
 実は主人公が死んでいる……なんていうのは昨今、そんなに珍しいことでもないけれど、メイン登場キャラのほとんどが死んでいて、生者と死者の区別すら危うくなる、ここまでのはさすがに例を思いつかない。
しかも、主人公達自身が死んでいることに気がつく衝撃の展開をラストに持ってこず、かなり早い内に終わらせ、「何故こうなった」「これからどうする」で引っ張っていくのも、驚き。

 真相の究明あたりになると、登場キャラに賢いタイプが多いというか物わかり良すぎるため、相当なスピードで説明が進んでしまい、設定としてはある程度理解できるんだけど「腑に落ちたか」と言われると疑問。
稜歌やカフェのマスターが実は……とか、伏線はあったにせよ、結構な無理矢理感。
 それでも、悠太と父の再会シーンには、ジジイ視聴者としてホロリと来てしまったり。
 プッツリ終わってしまうエピローグ、凄い物足りなさと、妙な爽やかさがある。
 大きすぎる稜歌の胸を、ギリギリのバランスで……いや遙かに超えてたか……描き続けた作画に感心。
落とさず保ち続けた高い作画クオリティーも、凄い。
 面白かった。
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