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『亜人』最終26話.「僕も約束しますよ、佐藤さん」

 この作品は、何といっても佐藤の強烈なキャラクター、これに尽きる。
人間達や亜人を犠牲にすることは勿論、自分自身が被害に遭う(自傷行為に走る)ことすら意に介さない、それどころか楽しんでる風ですらある恐ろしい狂いっぷり。
 頭が切れて、自身が相当な戦闘力を有するというのに、負傷や死までも気にする必要のない体を持ち、常人には視認すら不可能な「幽霊」戦力も駆使する、オーバースペック過ぎなズルさ。
物語の都合による多少の加護さえあれば、「幽霊」ナシ、負傷部瞬間再生・死による体内状況リセットといった便利すぎる力を『デッドプール』ぐらいで抑えても、十分戦い抜けそう。
 いや、そういった能力があることを前提に、人類側は考え抜いた対策を打ってきており、「さすがにこれじゃ佐藤も負ける?」から「まだ佐藤にそんな手 が!」へと繋げていく知恵比べがとにかく面白く、こんなアイディアを絞り出す方は大変だろうな、と思いながら、見入ってしまってるんだけど。

 悪……いや狂?に特化した佐藤と戦う相手は、ちょっとおバカさんだが純粋で人に好かれる中野に設定するのが、普通。
まあ、それだと少々単純な図式に終わってしまうけど。
 悪人とは言い切れないが善人でもない、非道な面を持ちつつ優しさもなくはない永井の複雑さが、作品をグッと深くする。
 自分が亜人だったとして、人間達から人権も何も認められないヒドい扱いを受け、長く絶望に晒された後、まだ人と敵対せず居ようと思えるかどうか、自信ない。
佐藤が亜人全体のことを本当に考えるリーダーであれば、手段は過激に過ぎても、それ以外、自分が自分として存在できる方法がないと思い、協力し続けるかも知れない。
 中野のお人好し加減は、生来の善良さに寄るのか……しかし、これは極端に振れると佐藤に寄ってしまう恐れもある。
 佐藤と、容易に解り合えそうでありながら強く道を別にする、永井の立ち位置は凄いなあ。

 圧倒的な面白さで最後まで引きずっていかれたアニメ。
CGの違和感も、気にならなくなっていくぐらい。
 原作漫画はまだ続いているようだし、佐藤も自由を手にしており、第三期が考えられそう。
対亜人用に再生を阻害する武器などが開発される、亜人とは別の進化?を遂げた新種の敵対、亜人が生まれるに至った理由…ここまで変わらなければ種として残れないほどの天敵が襲来する、何とでも出来るなあ。
あんまりSF方向に進みすぎると、現在の面白味は薄れてしまうか。
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