オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』01.「人を殺すことができる国」

 原作ライトノベル未読。
 WOWOWで放送されたアニメ版は既視聴……2003年だったのか、もう14年ぐらい前のことだなあ。
毎回もの凄くクセの強い、エンターテインメントというより哲学的な話が続き、見終わっていつも考え込んでしまった覚え。
「レールの上の三人の男」なんて、生きる価値を揺さぶられるような恐ろしい内容だったし。

 今作。
 キャラの雰囲気が結構変わったような、原作挿絵にはこちらの方が近いのか。
 人を殺すことができる国。
劇中で言われたように、殺伐とした西部劇みたいな所かと思った。
しかし、本当に自由に人を殺せて、殺人に抵抗がない・楽しんで殺せる人間ばかり集まっていたとしたら、人口は減り続け、新規の移住希望者も増えず、すぐ国としての形を保てなくなりそう。
 「無礼講」ったって、何をしてもOKってコトじゃないような感じ?
自由な社会は、際限なく自由に生きようとする人間では構成できず、全員に自らを律する理性が必要不可欠だとか。
 殺人を犯そうとした男を始末する際、国民全てが凶器の扱いに長けている上、殺人に抵抗のない人達であると示された。
ラストでその国を目指していた男のように、殺し続けてきた人生を悔いたり、強く衝動を抑えられる人間が集まる国だったのかな。
「人を『殺してきた』ことが許される国」だとか。

 また、色々と考え込ませてくれる内容で嬉しい。
 テーマを何とか正しく受け取ろうとしたり、短絡的にアホみたいな誤解しながら、最後まで見続けたい。
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