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『少女終末旅行』03.「遭遇」「都市」「街灯」

 特に大きな事は起きないが、ヒロイン達が旅をしながら、少しずつ世界の輪郭を伝えてくれる。
 こんなにも人間が少なくなってしまったのは、やはり戦争を原因としている?
核や細菌など、一気に多くを殺す兵器が用いられたのか(動植物は絶滅済みのようだし)。
 多層構造になっている都市は、「現在」とは断絶するぐらい古い文明によって築かれたらしい。
その太古文明が滅んだ際に人類のほとんどが死滅しており、数億、数千万、数万人……ぐらいしか、もう世界に人間は居ないのかも。

 地図を作り続ける男が登場し、驚く。
てっきり、この作品には少女二人だけしか登場しない、あるいは出てきても同じく少女だろうと思い込んでいたので。
 男は、さ迷い続ける少女達と違い、地図作りの「仕事・使命」を持っている。
それはチトの書く日記と同程度の意味しか持たないものかも知れないが、ある程度は他者に見せることを前提とし、利用価値もある、という所が、まあ「男」らしいというか何というか。
 食料や車両を狙って男がチトらに牙をむく……なんて、イヤな展開を迎えず安心。
 割とすぐ警戒心を解くチトに対し、銃を構え続けるユーリは対照的。
ユーリ、人を撃ったことがあるのかも。
食料を一人で食べ、大事な日記を燃やしてしまうのは、(無意識に?)チトが信用できる・自分を殺そうとしない人間であることを確認し続けているのかも知れないなあ。
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