オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

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『伊藤潤二「コレクション」』01.「双一の勝手な呪い/地獄の人形葬」

 原作者の漫画は、いくつか読んだことがある、ぐらいの知識。
 「双一の…」は、ホラー作品と言って良いのかどうか。
恐ろしい事態こそ起きているが、その元凶はハッキリしており、犯人である双一に感じるのは不気味さよりもコミカルな間抜けさだったり。
 ダメ人間ながら、いじめられるようなフラストレーションを抱えることなく、それどころか自己評価は相当に高い双一。
呪いを掛ける相手の選択も、復讐や自己防衛によらず、独善に基づいてはいるが「善意(その押し売り)」ですらある。
 もっと身近に憎いだろう兄・姉はさして酷い目に遭わせない、「そうすると自分の生活が円滑に行かなくなる」ことを自覚しているからか、ズル賢い。
 そういう間の抜けた、悪意すらそんなに持たず振るう呪いのパワーが、笑い事で済まないほど凶悪なモノだ、というのがまあ、恐ろしいところかな。
しかし、『リング』『呪怨』の大本となる呪いの実体だって、何を考えてその行動を取っているのか実際に喋らせたりしたら、相手への具体的な憎しみから来ているものではなく、こんなモノなのかも知れない。
 ラスト「人を呪わば穴二つ」のように返ってきた呪いを受けて……という黄金パターンにせず、驚くぐらいアホなオチになってしまうのが可笑しい。
ホラー・コメディーと言うべきか。

 もう一本も、少女が人形になってしまう不気味で悲しいストーリーではあるけれど、「可愛い人形になった」ことでは薄れなかった親の愛が、「日々気持ち悪くなっていく娘人形」に対しては冷めていく、人間の・親の勝手な本性を晒していて、可笑しく、怖い。
 今回は二本とも独自の魅力と見応えがあり、面白かった。
 作画・演出とも必要十分。
 最後まで見続けてしまいそうだなあ。
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