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『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』01.「デスマーチからはじまる天変地異」

 原作は、「小説家になろう」サイトから書籍化されたライトノベルらしい、未読。
 いかにも異世界転生モノのタイトルなので、冒頭、電車に乗り遅れそうになるシーン、ここで線路に落ちて死亡し転生を果たすのではないか、と身構えてしまう。
その後も、残業続きの体調不良で死亡するのではないか、上司とのいさかいで刺されるのではないか、親切心から声をかけた幼女の親に誤解されすったもんだで死ぬイベントが組まれているのではないか、と疑心暗鬼に。
 結果的には、仕事終わりのフロア寝を契機とする。
……あれで死亡してしまったのかな?
それとも、夢の世界と異世界が繋がっており、どこかのタイミングで目が覚め、現実に戻るというパターンなのか。

 とにもかくにも、ようやくここから異世界物語の開幕。
 ここまでの、ゲーム業界内幕部分も結構面白く、このまま業界物として進めてくれても、それはそれで興味深く見られたろうか。
『NEW GAME!』になってしまいそうだけど。
 異世界の描きかたは、そこがはっきりと「ゲームの設定に基づく空間」であることを感じさせる。
これまでもセーブポイントのある『Re:ゼロ』や、習得スキルゲージが表示される『この素晴らしい~』のような描写はあったけれど、ここまでゲームを強く感じさせる画面や物語の描きかたは珍しいような。
 スキルアップや、獲得した称号を示すウィンドウは、文字が小さいし消えるのが早すぎてよく確認できない、という辺り、洋ゲーっぽくて可笑しい。

 転移(転生?)早々に遭遇したレベルの高い敵の群れを、初心者救済用として用意されていた隕石魔法で全滅させ、異常な量、得られた経験値やアイテム・スキルポイントなどにより、カンストするまでのキャラ強化が可能に。
『ドラクエ』で、最初の村を出たばかりなのに、はぐれメタルの群れに遭遇、たまたま全部倒してしまった……ぐらいの急激なレベル上昇。
 単純に、神様からチート能力を授けてもらったというインチキ「でない」ところが面白い。
初心者プレイヤーなら持つはずないのだろう強大な魔法は、主人公による提案で実装されたものであり、そこから言うと、自分自身がチート能力を与えてくれる神の役割も果たしている、と言えるのかな。

 スキルの割り振りで異種言語が理解できたり、同じ魔法でもポイントの追加付与によりまるで威力が変わってきたり、という、ゲーム的なシステムのわかりやすさが愉快。
 主人公は、その世界の住人では知ることが不可能なはずの様々な情報を得られるのだろうから、チート的に魔力や体力を強化せずとも、岩壁のこの部分がバグにより?崩れやすいとか、ここに畑を作ると作物がよく成長しそう、病気の人間に効く薬草はこれとこれである、というような、ゲームプレイヤー的には特にインチキでもないぐらいの情報を入手し、頭を絞って駆使することにより、異世界での地位を高め、強敵を撃破する……って物語でも、すごく好みだったかな。
そういえば『月姫』主人公の能力って、生き物や世界のあらゆるものを3DCGによる造形物と捉え、オブジェクト生成の際に繋ぎ合わせたラインからの分解を容易にする、という、今考えると実にゲーム的なパワーだったのかもしれない(あんまり知らないのにファンが多い作品を語ると怒られそう)。

 悲惨な会社での仕事にもさして文句を言わず、迷子の少女を助けるのにためらいがない主人公は、感情移入に値する正しい人間。
 彼がこの先、異世界でどのような活躍を見せてくれるのか。
油断すると超絶のチート能力を誇るばかりで、『異世界はスマートフォンと~』のようにもなってしまいそうだけど。
 ちょっと、先が楽しみ。
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