オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『ゴールデンカムイ』02.「のっぺら坊」

 原作漫画未読。
 アイヌについては知識が薄く、『カムイの剣』やテレビ番組で見たとか、基本的なことを読んだ覚えがある程度。
こんなに前面に出してくるのは凄いな……偏った描き方だと怒られそうだし、かといって「美しい理想の民族」にしてばかりでは物語として面白味が減る。
黒人やアメリカ先住民への描写ぐらい、神経を使いそう。
 Wikipediaで見る限り、アイヌ方面からの評判は非常に良いらしい。
 作中、アシㇼパは、強く可愛く、しかし人間的で、現代からは「残酷」とも思える料理を美味しそうに(グルメアニメぐらい)作り、人に対して不殺を貫くことで杉元の良心・安全弁として存在感を見せる。
 難しい題材を、こんなに上手く魅力的なキャラクター化できる漫画力に、驚き。

 物語としては、北海道を舞台とした宝探し。
 先に探し出した者の勝ち、といった単純なものではなく、複数の人体に彫られた入れ墨の地図が必要、しかも本来「殺して皮を剥ぎ取る」ことを前提としている、デスゲーム。
 この時代、北海道に関わる強力な敵として、土方歳三を出してくるアイディア、凄い。
彼なら、老齢とはいえ、超絶の剣技を誇っても、周到な奸計を講じても、強烈な目的意識(政府打倒か新撰組再建?)のため手段を選ばなくても許されるキャラクター。

 一話はまだしも、二話でちょっと作画に不安定さがあるのは残念。
極寒の中、水に落ちた男二人が、敵味方を越えて生き残るため協力する下り、面白いんだけど絵的にちょっと気合いが……
 あまり崩れると「原作を読めば良いや」になってしまうので、頑張って欲しいところ。
 視聴継続。
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アニメ | コメント:3 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

基本この漫画って作者野田サトルさんオタクじゃなくてサブカル系なんですね。

だから平気でサブカルネタ放り込みます。

後,漫画読んでる人ならわかるんですが野田サトルさんはリサーチや取材の為に一週休む事もあります(マジ)。

ちなみにリサーチや取材の参考にしたのは先ほど亡くなられた高畑勲監督の『かぐや姫の物語』観てリサーチや取材行ってるんですね。

土方歳三も凄い敵キャラですが大塚芳忠さんが演じてる鶴見中尉は『魔法少女まどか☆マギカ』のキュウべえ以上の悪魔性とカリスマ性に諜報能力(情報将校って設定)に圧倒的頭脳の持ち主です。

兎に角3話からが本番です。
2018-04-17 Tue 19:19 | URL | ダークディグラー #CzFp58lQ[ 編集]
ちなみに3話でマミった以上の残酷シーンがあります。

詳しく書くとネタバレになるので書けませんがそれくらいの衝撃シーンです。
2018-04-17 Tue 19:31 | URL | ダークディグラー #CzFp58lQ[ 編集]
ヤンジャンのマンガのアニメ化は恵まれない。
集英社がバカなのか。
2018-04-23 Mon 23:09 | URL | u12 #-[ 編集]

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