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オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『盾の勇者の成り上がり』01.「盾の勇者」

 原作は、漫画版を買ったまま積んであり、放送が始まったので慌てて二巻まで読んだ。
 初回1時間スペシャル。
流行の異世界転生モノ、そのため設定をパターンで理解しやすく、前置き少なくすぐ本編に入れるため、30分時点でもしっかりストーリーは進んでおり、誤解による次回への引きもあって、半分でも問題なかったかな。
いや、長すぎるとかいうことではなく、他メディア放送時等で30分枠に押し込められても構わないよう、しっかり構成されているという話。

 異世界転生は、「待ち望まれていた勇者でその期待に応える力を付与されている」「期待などされずひっそり転生したが、秘められた(もらった)超絶能力により頭角を現してしまう」大抵このどちらか。
期待されていた勇者の一人だが、誤解・罠により軽蔑憎悪される対象へと転落し、逆境で生きていく……というのは珍しい。
 しかも、与えられた能力が「盾」という防御一方のモノであるため、単独では経験値を稼ぎ辛く、「俺ツエー」に到る道のりも長い。
 作りとして、いきなり最強でモテモテの気持ち良さを目指さず、枷を嵌めて制約を課し、そこから少しずつ解放されていく過程を快感に設定してある。
少々食傷気味のスーパー転生勇者物語へのカウンターとして、より意味を持つ内容だろうか。

 主人公が、現実世界で弟を助け、その報酬として小遣いを多めにもらいオタクライフを満喫している……って、漫画単行本二巻までではまだ出てこない話のような。
事情がよく分からないけど、弟だけが親からの期待を一身に集めており、見捨てられた形の主人公が救命行動により生きる価値を認められた、ということなら、異世界でも同じ目に遭う運命を感じさせる、かな。
 盾だって、モードチェンジし一気に伸ばす・広げる・攻撃を跳ね返す・敵を封じ込めるという使い方によっては、立派に武器として通用しそう。
そこいらは今後、枷を外していく過程で実現される?
 他三人の勇者達が異なる世界から召喚されている、という設定は、今後意味を持つのかなあ。
「主人公だけが知らない、召喚された世界を模したゲームの知識を持つ」以外、今のところ必要なく感じる。
軍事独裁国家・日本から来た、他国に征服され惨めな日本、バブルが継続し世界のほとんどを買いあさった金満傲慢日本から来た、といった特異な出自を持たせるなら意味がありそうだけど。
 ああ、実は四人とも、出生や成長過程で大きな外見内面の差異が生じてはいるものの、各世界での主人公対応存在である、だから四人一度に召喚され、全員死亡時しか次の(また別の同一存在)勇者を召喚できない、とか。

 作画レベルは高く、アクションもしっかり描かれ、落ちぶれて追い込まれる心理の演出にも問題なく。
 最強勇者が世界を救ってやるのではなく、鬱屈した勇者が世界と融和し救われていく物語。
まあ、次第にレベルアップし好意を寄せてくる女性キャラも増え、嫌な奴らを思いっきり見返す展開となり、「俺ツエー」パターンには変わっていくのだろうが。
 視聴継続。
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