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『けものフレンズ2』08.「しんきょくらいぶ」

 PPPが登場する、アイドルストーリー。
『アイカツ!』監督が手がける第二期で期待されたのは、特にこういう内容じゃなかろうか。
 が……うーん、何もかも中途半端。
 ライブに向け歌唱振り付けの練習に励むPPPと、一生懸命ながら噛み合わないマネージャー。
彼女たちの気持ちが一つになることでライブシーンが盛り上がる、はずだけど、まあ「ピントがズレたまま何となく収まってしまう」コメディーの作り方もあるにせよ、高揚感は欠けたまま。
 さしたる理由もなく舞台への登場が遅れたカラカルに代わり、どこからか出現するセルリアン。
特に苦戦せず、PPPと絡むようなこと(歌唱でセルリアンの動きを止める、激しい振り付けが格闘技となり敵にダメージを与える)もなく、ライブ演出の一部としてアッサリ倒される。

 ダンスシーン自体は、さすがに手慣れて楽しく演出できていたものの、とにかくそこに到るプロセスが描けていないため、「3DCGキャラの踊りを見た」以上の気分になれない。
 もう、PPP登場までの間をつなぐため、サーバル・カラカル・キュルルも歌い出すとか、せっかくオーディションを受けに来た三人娘(金田朋子の無駄遣い)も踊らせてみるとか、ストーリーなどなくミュージカル成分多めに仕上げてくれれば良かったのに。
 次回への引きであるキュルルが攫われるという大きなイベント、肝心の「攫われるシーン」がないため、凄く唐突。
 ライブステージ、マネージャーの気持ち、セルリアン乱入、キュルルに迫る危機……どれを中心に据えた構成にもなっておらず、何となく漫然と眺める以外の鑑賞法がない。

 『アイカツ!』では、ある程度のフォーマットがあったとはいえ、しっかりストーリーを語り、1話ごとの見応えとシーズンを通した面白味が演出できていたと思うのに。
 『けものフレンズ』二期は、子供向けと言うより、子供だけが見られる内容。
ふわふわしていて核になる部分がなく、イイ歳の人間が見るには厳しいな。
 関係ないけど、前主題歌を正しく聞き取れなかった娘は、「ペパプようこそジャパリパーク」と歌っていた。
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>>ダンスシーン自体は、さすがに手慣れて楽しく演出できていたものの

件のライブシーンは『外注』ですw
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