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『けものフレンズ2』09.「おうちにおかえり」

 ふと気がつくと、このアニメの感想ばっかり書いている。
ある意味で楽しんで見ている、ということなのか。
 『ケムリクサ』だと、迂闊に書いたら見当外れの感想になりそうな恐れもあり。

 攫われたキュルルを巡るサスペンス、なんてものを期待する訳ないが、それにしても弛緩した内容。
 一応は犬なのだから、自分の嗅覚で人間を探した方が説得力ありそうなイエイヌ。
逆に、キュルルの行方を捜すため、サーバルらが二人組に依頼を出す形にすれば。
 飼い主?の帰りを待ち続けるイエイヌ、というのが落涙ポイントだと思え、幸せだった昔の記憶、無為に過ごした長い時間を示す何か、キュルルに懐かしい面影を重ねようとするがどうしても感じてしまう違和感、等々、もうちょっと彫り込んで欲しかったかな。
フリスビーで楽しく遊ぶのも年少視聴者には良かろうが。
 細かいところ、久々に「お手」をした感動で泣く(キュルルに「泣かなくても」と言われる)イエイヌのシーン、肝心の涙が描かれていないか髪の毛で隠れており、???としか。
動きの堅さなんかは簡単に直せるものでないと分かるけど、演出意図の実現については、もう一歩の頑張りが欲しいところ。

 敵襲に対し、ほとんど戦闘力を発揮できないイエイヌ。
まあ、闘犬どころか番犬ですらない愛玩犬・ペットなんだろうから、仕方ない。
ただこれが、唐突なカラカルとキュルルの不仲を、戦いで解消する流れのための「都合」としてしか機能しておらず、モヤモヤ。
 可哀想なイエイヌに対する反応が、余りにも淡々としているキュルル。
キュルルはまだ誕生から間がなく、人間的な感情に乏しい?いや気持ちのコントロールが上手く出来ていないのか。
他フレンズや、珍しく人間であるかばんとの別れでさえ、アッサリしたものだったし。
せめても、「お家にお帰り」を優しく言って上げたのが救い。

 文句ばっかり書いたけど、ラストはちょっと涙。
 一人の家に帰り、もう戻っては来ない(復活の可能性はゼロじゃない?)主人一家をただ待ち続ける忠犬イエイヌを思うと、可哀想で可哀想で。
そりゃもう、去年一月にウチの駄犬を見送った身としては、泣かざるを得ない。
 泣いた=良い作品だった、と、ならないのは当然。
 必死の戦いで敵撃退に成功しようとするイエイヌだが、駆けつけたサーバル・カラカル、彼女らを見たキュルル喜びの表情に、わざと負け、勝利をカラ カルに譲った上「私ではあなたを守り切れない、あの人達と一緒に本当の家を探しに行って下さい」と告げ、去って行く後ろ姿に「犬はね、人間の嬉しそうな 顔を見るのが、本当に好きなんですよ」と呟くとか、もうちょっとこう、犬好きの涙腺を絞る構成が有り得たと思うので残念。
作った人、あんまり犬好きじゃないでしょ?
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>>作った人、あんまり犬好きじゃないでしょ?

この9話に対して、テレ東のプロデューサー細谷伸之はツイッターで「今日の話はすごく良いんですよ。ぜひ見ていただきたい」との賜り、
更に「何度も見てる回です。見る度に好きになる。」と。
果たして彼は一体何を見て、そう言う風な感想に至ったのでしょうか?
8話までは単にツマラナイと言う感想でしかありませんでしたが、今回の9話はクリエイターとして、人として何かが欠損してるとしか思えない。
>>せめても、「お家にお帰り」を優しく言って上げたのが救い。と仰りますが、自分としてはあの言葉を言う神経が解らない。
ただのオウム返しでしかない。
自分の勝手な判断で危険な目に合ったと言うのに、お礼の一言も無く、言われた通りの言葉を何の躊躇いもなく、吐かせたスタッフの気持ちが解らない。
イエイヌはあの後、ボロボロになりながら“おうち”に1人帰って、キュルルの為を思って出したのに一口も付けなかったお茶を片付ける・・・
キュルル一行は和気藹々と笑顔でケンカしながら次へと向かう。

何か違いはしませんか?

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