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オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

映画『哭声/コクソン』

 衛星で、韓国映画『哭声/コクソン』を見る。
 サスペンス?ホラー?騙し合い疑い合う人間心理物?宗教テーマ?全てを内包していると思うべきなのか、ちょっとジャンル分けに困る映画。
 自主的に考察して筋を繋げようとし、監督の意図をも読み取ろうとする人には面白い!内容だろうけど、エンターテインメントとして映画を見たい向きには「意味が分からん」「最後投げっぱなし」としか思えまい。
自分も、どちらかというと後者。
 それでも最後まで集中して見られたのは、画面の緊張感や、特に主人公娘の『エクソシスト』より鬼気迫る演技故。

 よく知らない相手に不信感を持つ、誰かの無責任な示唆により自分に起きた不幸はその相手のせいだと思い込む、そうなるとその相手は「敵」であって、向こ うが大事にしている物を踏みにじろうと、直接的・致命的な傷害を与えようと、それは「相手が悪いから」であり「正義の怒り」であって、通常なら非道と認識 できるはずの行為に躊躇いなど覚えない。
……分からなくもないなあ、自分に思い当たるところがあるのは恐ろしいことだけど。
 邪悪を成す真犯人は、「アイツだよ」「ゴメン間違えたソイツだ」「実はコイツ」と、主人公のみならず観客も次々示される情報に揺さぶられ、真実を見失う。
 ホラーとしての恐怖より、そういう人間的・社会的恐ろしさを描く映画だったのかな。

 謎の日本人として國村隼が出演しており、真意を伺わせない不気味な外国人扱いなんだろうけど、同じ日本人としては何だか応援したい対象にもなってしまう。
彼の犬に暴行を加える主人公らに怒る……彼自身を酷く扱うのはまだしも(オイ)。
 褌一丁で目を赤く光らせてみたりとか、もう結構な重鎮役者だろうに、頑張るなあ。
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