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『映像研には手を出すな!』07.「私は私を救うんだ!」

 うーむむむ、作画的に大分厳しいお話。
崩壊とかいう程ではないけれど、圧倒的クオリティでアホな(褒め言葉)妄想を形にし、少々の無茶を乗り越えてきた作品だけに、ここが躓くと、全体の吸引力がガックリ落ちてしまう。
 妄想上のウォータースライダーから飛び出したボートの方向が、スライダー出口と不自然にズレているのなんか、みどりやツバメならスケジュールがどれほど厳しかろうと修正したがる所じゃなかろうか。
 銭湯シーンが全く色っぽくないのは、抜群の作画であろうと意図的にこう描いただろう。
「美少女キャラの萌えで売りたい」なら、メインキャラ三人のデザインも違っていたはず。

 モデルのレッスンで、自らが練習するよりも他者を観察してスケッチし、動きのコアを捉えていく少女期のツバメ。
 この頃からアニメーターを志していたのか、と思ったけれど、それが祖母のリハビリに繋がる流れに感心。
 彼女が動画に徹底して拘るのは、一切をおろそかにせず描く事で「絵が上手くなる」「褒めてもらえる」といった直接的なモノだけでなく、何か・誰かに対して大きな意味を持たせられる、この成功体験?から来ているのかな。

 背景美術のチェックでモメるシーン、胃がキリキリする。
 気心が知れている訳でもない人間同士で、イメージを共有するのは至難。
そして、相手が苦労して描いてくれた絵について「違う、直して」と言うのは、自分が余程エライ先生か過剰なほどの報酬を払っていない限り、難しい……
 つい「まあ、いいかぁ」あるいは「自分で直そう」になりがち。
 みどり、対人スキルに問題を抱えながら、今回よく抵抗した、エライ!
 また、腹を立てて「じゃあ知らねーよ」と投げ出さず、ブツブツ言いつつ付き合ってくれる美術部?も良い奴らだなあ。
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