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『ワンダーエッグ・プライオリティ』02.「友達の条件」

 『101回目のプロポーズ』『高校教師』『ひとつ屋根の下』など、大ヒットドラマをいくつも生み出した野島伸司が、初めてアニメの原案・脚本を手掛ける。
 そうなると、SFやファンタジーではない人間ドラマか?アニメに向いた内容になるのか?と思ったけれど、見てみれば不条理であり女子高生決死の戦いもあって、『まどか☆マギカ』や幾原邦彦作品に似た感触。

 何故?どうして?という疑問を置いてきぼりに物語は進むが、ワケワカランで興味を失わせてしまわないのは、とにかく画面クオリティが高いから。
 引きこもりヒロイン・アイの手足の細さ、いかにも運動を苦手としている動き方。
他のキャラ達と、体の作りまで描き分けられていて、非常に巧み。
 少女達を追い詰める(抑圧する)バケモノの気持ち悪さ。
刃物を持ち飛び跳ねて追いかけて来る小型個体は、抑圧者から放たれ命さえ奪うほど少女達を傷つける、「言葉」「SNSの書き込み」など「悪意」ということなのか。
 見慣れた学校が、危険に満ちた異空間になっている、この演出も上手い。

 何となく見ていても面白いが、本来、作品内描写に対し能動的に意味を取りに行かないと理解しきれないのかも。
というか、つい「これはこういうことかな?」を考えてしまいがち。
 アイは必要なだけ卵のミッションをこなし、友達を生き返らせることが出来るのか。
……普通ムリなんだけど、「死を受け入れる」のがゴールなのかな?
同じく喪った妹のため戦う少女と、新しく友達になって乗り越える?
 いや、実は自殺したのはアイの方で……といった意表の突き方は、あんまりしないタイプの脚本家。
 先が気になり、文句なく視聴継続。
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