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『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』04.「緊急家族会議」

 2話。
 もうとにかく、現世で引きこもりだった主人公が、勇気を持って、いや酷く恐れながらも外の世界へと一歩踏み出す、このシーンがもう泣けるほど感動的。
作品全体のクライマックスでも良かったぐらい(ファンタジー要素がない現実引きこもりからの復帰物であれば、本当にそれで終わっていい)。
 現実での主人公の姿を、ぼかしたり、まずまずの外見にしたりせず、かなり容赦のない表現にしているのが凄い。
ショタ好きのお姉さんたち離脱已む無し……いや、歴戦の勇士たる彼女たちはこのぐらいで挫けない?

 3話。
 弱い者いじめを行う悪ガキ共に、敢然と立ち向かうルディ。
現実では自身がいじめられる側であり、それに立ち向かう強い意志があったとは思えないので、これは異世界で強力な魔法力を得たことを後ろ盾に、初めて取れた行動なのか。
 彼の話をまるで聞こうとせず、自身の「正義」を押し付ける父・パウロ。
それは確かに酷い態度なんだけど、対して真相をイヤミ混じりにゴリゴリ当てこするルディの態度もまた、褒められたものではない。
父親がまだバランスの取れた人格を持っていたから収まったものの、「恥をかかされた」という怒りにつながってしまえば、関係修復が難しくなったかも知れない。
 主人公は、現実でもこういうトコロがあったんじゃなかろうか。
イジメをするロクデナシに理など認めないが、発端はそのイヤーな「正義」の物言いだったかも。

 4話。
 父・パウロ、叱り方に問題があったとしても、子供に道理を教えるのは親の義務……というところがあるから、楽しくて怒った訳じゃないのだろう、とか同情的に見ていたが、家庭内でメイドと浮気して子供作っちゃうのは論外(笑)。
まあ、現実とは違うファンタジー世界の話であり、子供の死亡率が高かったかも、だから、裕福であれば正妻以外との関係でも子孫を残すことはあったのかな。
 それにしても、異世界転生物で、親が長く出てくることだけで珍しいが、そこにこんな生臭いエピソードを入れてくるってスゲエ。
 崩壊しかかる家族の間を、無邪気さを装って繋ぐルディ。
ここには、引きこもっていたとはいえ現実で年齢相応に培われた知見が伺える。
 根性の悪いところがあり、パンツ窃盗犯でさえあるが、イジメに立ち向かい、シルフィと誠実に向き合う主人公の心根は、真っ直ぐ。
現実でもっとそれを発揮できていれば……いや、その気持が正しく報われるとは限らないのが現実か。
「一生懸命に生きていきたいと思える、努力や勇気に応えてくれる異世界に転生した」のが、この作品で主人公が得た最大の転生ボーナスなのかな。
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アニメ感想板で仕入れてきた情報によりますと、この世界は一般的に一夫多妻もOKですが、母・ゼニスが信仰している宗派のみ一夫一妻を是としていて、パウロも結婚の際にそれを承諾していたのでややこしい事になった、という状況なんだそうです。
但し、元々ゼニスとメイド・リーリャの仲は良好で追い出して子供諸ともに死なせるなんて選択肢は存在せず、落とし所をどこに持って行くかを苦慮していた模様。
そこに降ってわいたルディの嘘(ゼニスも嘘だと分かってました)は当に渡りに舟だったんですね。

それと、主人公が高校でイジメにあった原因は、学食で悪質な割り込みをした先輩(実は学園ヒエルラキー上位の不良)に正義感から物申して目を付けられたからなんだとか。
その詳細は明かされていないものの、パウロを言いくるめた様子から「その時も皮肉たっぷりの物言いをしたんだろう」と推測されていました。

後から3話を見直して気付いたんですけど、イジメッ子に立ち向かうシーン。初めの「お前たち最低だ」は明後日の方を向いて言ってますし、「当たらなければ~」の時もすっかり腰が引けてますので「敢然と」と表現するには少々語弊のある有り様でした(笑)

生きてた頃に姪を盗撮したり、両親の葬式に出ないでオ○ニーしてる様なksが転生したからって過去の汚れた人生を清算出来てるとは思えんなぁ。
寧ろ異世界でその罪を償えとしか。
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