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『精霊幻想記』最終12話.「運命の再会」

 シリーズ開幕当初、酷い生活環境や誤解、周辺キャラによる嫌がらせなどで、ストレス系異世界転生物かと思われた本作だが、国を出てから、天井知らずの強さで当地の難題を易易解決し、感謝されてモテまくって行く先々でハーレムを作る、願望充足系としても少々安易な展開に。
 今回、国を挙げて行われる大々的な結婚式から、花嫁セリアの奪取を目論むハルト。
当然ながら警備は厳重であり、どうすればそんなことが可能なのか、計画性が求められるところだが……
実際は、正面から突入して大勢の騎士や魔道士をザコというか石ころみたいに軽々蹴散らし、セリアを抱えて堂々と退場。
 「ハルト強い!」よりも、感じられるのは「安易」。

 シリーズのエピローグ。
 ハルトの暮らす異世界に召喚されてきた?少女らが間髪を入れず人さらいに捕まり(召喚はよくあることなので待ってた?)、彼らに対してハルトは「アンタの用心棒が持っていた」とスマホを見せ(用心棒?経緯が全部省かれているので意味不明)、襲ってきた悪者集団を雑すぎる演出と作画でお手軽に片付ける。
原作からこうなのかも知れないが、短く収めるなら少し構成を変えれば良いのに。
 その少女の一人は、現実でのハルト初恋の相手だという、次のシーズンに期待をつなぐ展開。
 ただ、「異世界転生」という基本設定を、全然活かせてない作品なので不安。
 ハルトが持つ現実世界での記憶、無くても作品内容にほぼ関係ない。
 転生前のことを話すラティーファに、自分もそうであるとすぐ話さないハルト、何故?
明かしたくないのかと思えば、少しあとになってはペラペラ喋りだして、また何故?
 現実世界の姿のまま初恋の少女が登場する、ここから、この作品での「異世界転生」に本当の意味が現れてくる……のだろう、多分。

 全体的に、画面的な説得力が弱く、アクションに迫力を感じられなかった。
 ハルト、「誰にでも優しい」んだろうけど、淡々とした感情表現のせいか、見ていると「誰のことも特別には好きじゃない」ように感じてしまう。
 第二期制作決定!という文言はないまま終わり、それは一期の商業的成績に寄るのかな。
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