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『境界戦機』最終13話.「隠岐の島戦(後編)」

 対ゴースト戦、決着編。
 赤外線映像で排熱装置を発見し、そこを重点的に叩く作戦。
他国の軍人達は、映像分析してみようってぐらい考えなかったんだろうか?
弱点が分かってはいたけど、ゴーストの高い戦闘力と機動性に翻弄され、打撃を与えられなかった?
 そもそも、なんでレジスタンス側が、最悪、主力機やパイロットを失う危険まで冒して、ゴーストを破壊しなければならないのか。
パイロット個人の因縁、加えて主人公らの属する組織が「人々の命と暮らしを守る正義の味方」だから?

 レジスタンスは敵軍と比べ、遥かに弱い戦力しか持たないはず、なら損害を出してまでゴースト討伐なんかやってる場合じゃない。
「我々は対ゴーストを主目的として集まったレジスタンス組織だ」というなら別だが。
 乗機AIに分析させ、ゴーストの大まかな所在地と目標選定傾向を割り出し、誘導して、敵軍に突っ込ませるのが有効。
使えるものは何でも使わなきゃ、国家規模の敵相手に太刀打ちできるはずない(「十分できてる」幼いストーリーだけど)。
 八咫烏、ロボットや武装を持たず、「日本人と進駐軍の安全を守るNPO」として再結成し、占領国にも認めてもらったらどうか。
山奥の村を暮らしやすくするとか、離島から住民や逃げ遅れた軍人を避難させる、なんて活動なら、認めてもらえないこともないはず。
その上で、秘匿していたロボやAIを、敵軍に知られず日本人の有利になるよう用いる強かさを見せれば。

 13話、シリーズ全体の半分?まで見てきたが、どういう目標に向かい、どのような方法で実現を目指しているのか、ハッキリせず。
 本当のところ、海外マーケットを重視する現在のアニメ制作環境で、ぼかした名前にしてはいるけれど実質アメリカやら中国を「非道な敵」として戦い、殺し、負かしていくなんてストーリーは、余程の覚悟がない限り語れるものでなく。
占領国はそんなに悪辣な統治をしていない、駐留軍人だって話してみれば分かりあえる、本当に悪い奴などごく一部でそれは単なる「犯罪者」、レジスタンスも占領国や軍を憎んでいる訳ではないし資材も時間も余裕があってのんびりムード、無人機メインなので戦死者は出ず、互いの根深い怒りは主にゴーストに向けられる。
 基本設定を活かせてない、というより、余計な設定に足を引っ張られて、何を表現したいのかも曖昧になってしまっている。
「異星人が日本に放った謎の侵略ロボット・ゴーストを倒すため、特殊部隊・八咫烏が、軍事力誇示や異星人技術奪取を狙う各国派遣軍と、協力したり裏切ったりしつつ戦う」ぐらいの話にした方がスッキリしたような。
 二期を楽しみに待てる出来だったかと言うと、うーん。
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