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『平家物語』最終11話.「諸行無常」

 第一期終わり、みたいにするのかなあと途中まで思っていたが、細かな戦いの描写やキャラクターの最期など端折りつつ、11話でまとめてしまった。
 もう少しだけ長いアニメにして欲しかった、反面、滅びていく平家の目線で描かれるストーリーのため、視聴者がキツくなってしまう恐れもあるのかな。
 ハッとさせる色彩を含めた演出の見事さや、高い作画クオリティにより、全編見ごたえのある作品になり得ていたし、特に壇ノ浦の戦いは緊迫感・悲壮感に溢れ、グッタリ疲れる凄みがあった訳だけど。

 平清盛に一族以外を思う心がもっとあれば、重盛が生きていれば、維盛に戦いの才能があれば(本人はそう望まなかったろうが)……余りにも報われることの少ない徳子など見ていると、歴史のifをつい考えてしまう。
 オリジナルの設定であるびわが存在することで、平家一門をより深く描写でき、また悲壮なことばかり多い物語に「救い」をもたらしているのが、実に巧かった。
 シリーズを見終えてから、授業で覚えさせられるだろう「祇園精舎の鐘の声……」を読むと、まるで違って感じられるだろう。
歴史の勉強にもなるし、教材として見せてもいいぐらい。
 面白かった、いや、凄かった。
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