原作ライトノベル未読、漫画版は既刊分を読んでいると思う。
タイトルにある通り、断頭台で処刑された瞬間、何故か少女時代へと戻り、そこから、悲惨な形で終わる自身の運命を改変すべく、お姫様が頑張る話。
「悪役令嬢物」のバリエーション。
現実からの転生者ではなく、一度は成人して命を奪われた辛い記憶と、それを要因とする反省の情を持ちながら、ワガママ姫の土台も残っているのが面白い所。
飢饉から国を救うための方策には、ちょっと感心した覚え。
アニメ。
漫画版から、そうイメージを壊さず映像化できていると思う。
30分を「えっもう終わり?」ぐらいに早く感じたので、原作の力が大きいとはいえ、良い出来。
ただ、第一話は本当に物語のイントロ、面白味が出てくる前に終わっており、これこそ初回一時間枠で見せれば良かったような。
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>第一話は本当に物語のイントロ、面白味が出てくる前に終わっており、これこそ初回一時間枠で見せれば良かったような。
同意いたします。とはいえ、かなり丁寧にアニメ化されているように感じられましたので、原作小説・漫画版共に既読者として、今回のアニメ化には大いに期待しています。
なお、ウィキによれば原作者はクリスチャンだそうで、「自分のまいた種は自分で刈り取らねばならない。良い種も、悪い種も。」といった道徳的なテーマが示されているのも納得なのですが、一方でそれが説教臭くならず、魅力的な登場人物と意外なストーリー展開で読者を引きつける力量は相当なものと思いますので、このアニメ化で知名度が上がって欲しいと思います。
原作小説(なろう)とマンガ版(コロナEXで)最新話まで読んでます
2話まで見ましたが細かいところはしょって1クールで1部までやる予定なのかも
登場人物が増える中盤が大丈夫かちょっと心配です
> かなり丁寧にアニメ化されているように感じられましたので、原作小説・漫画版共に既読者として、今回のアニメ化には大いに期待しています。
二話目がちょっとスピード重視気味でしたね。
かんざしは、自らのお気に入りの一品を手放してでも病院建設を望む姫、臣下はそれに続かないのか、とルードヴィッヒが貴族に寄付を迫る象徴として使われた訳ですけど、アニメでは結構省略されており、初見の人に上手く伝わったか心配。
アンヌ妹の創作活動についても、「話は分かる」ぐらいまで細部を省かれているため、よくあるエピソードっぽい印象に。
学園入学に早くたどり着きたい意図は理解しますが……
ここからは、原作の魅力をより引き出せるよう、頑張ってほしいところです。
> 2話まで見ましたが細かいところはしょって1クールで1部までやる予定なのかも
> 登場人物が増える中盤が大丈夫かちょっと心配です
心配、分かります。
この作品は、話を進めることばかり優先すると、都合よく何もかも上手くいくばかりの内容に思われてしまいそう。
入学までを急いだだけ、これからはしっかり描いていきます、ということなら安心なのですが。
お返事頂き、有り難うございました。
3話まで観たところ、2話以降はかなりスピードアップした展開になっており、先生の御懸念に同意いたします。ただ、少なくとも第1部の終わりまで進まないと、1つの物語としてまとまらないので、全12話(?)という枠組が決まっているのだとすると、制作スタッフとしても苦しいところなのでしょう。
とはいえ、3話までの展開でミーア姫とアンヌの結びつきを重視していることがうかがえますので、2人の描写を軸にしてストーリーをまとめるのではないかと思います。原作既読者としては、そのようなストーリー構成なら納得できるのではないかと、期待しています。
原作の出版は、『本好きの下克上』と同じ出版社なので、本作も『本好き』と同様に、第2部あたりまではアニメ化されることを期待しています。
> ただ、少なくとも第1部の終わりまで進まないと、1つの物語としてまとまらないので、全12話(?)という枠組が決まっているのだとすると、制作スタッフとしても苦しいところなのでしょう。
7話まで見てきまして、原作(読んだのは漫画版ですが)の内容をまとめる手腕については、アニメのスタッフ、結構なものだと思います。
アベル王子の健気さ・真っ直ぐさ加減など、上手く感じ取らせていたかと。
ただ今回、特に前半、小麦輸入に関する取引については、もうちょっと時間を取って丁寧に描いてほしかった!
ライトノベルファンタジーの問題解決法なんて、チートのゴリ押しか「たまたま」の連続でしょ?みたいな侮った僕の考えを打ち砕く、「そんな手が!」でしたから
これも一応、問題ない程度には描写してあるんですけどね。
価格を定めてしまい、平時に高く買うことで、飢饉の時は(比較的)安く買える。
商会は、継続的にもたらされる利益を用い、小麦の仕入れや輸送ルートを確立し、飢饉の折は競争相手に先駆けて大量輸入を行い、より大きな利益を上げることができる。
姫の「ワガママ」による余分な出費は、ルードヴィッヒの行き過ぎた緊縮を緩め、貴族たちの不満を押し下げる役割を果たす。
とてもよく考えられたアイディアなので、もっと時間を費やし、省略なく描いてほしかったところ。
……それはそれは地味な絵面になってしまうと思われますが。
> 原作の出版は、『本好きの下克上』と同じ出版社なので、本作も『本好き』と同様に、第2部あたりまではアニメ化されることを期待しています。
そうなると嬉しいですよね。
かなりすっ飛ばしている印象があるアニメ版ですが
アニメしか知らない人にはそこそこ人気のようです
ただ某アニメまとめサイトの感想ですが木を蹴っ飛ばしたのは
ミーアの癇癪でディオンが勝手に良い方に解釈したってのが
あってそう取る人もいるのかとちょっと驚きました
削られたラーニャのエピソードなどは(前時間軸での
ルードヴィッヒのおかげですが)ミーアなりに頑張ってる
部分でしたしミーアの行動により日記が大きく変わって
いるのを出してないですから(原作既読だと脳内補完しちゃうけど)
アニメのみの人だと周りが勝手に良い方向へ持っていくと
思われているようです
(最後がシチューだったでそこまで理解するのは無理でしょうし)
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