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『ブラスレイター』08.「僕はもう弱者じゃない」

 ここ三話をまとめて鑑賞。
 うう~ん、ゲルトが死ぬとは思わなかった。
てっきり、ジョセフと共に主人公の位置にあるものだと。
 ゲルト編を丁寧に描いたお陰で、今後デモニアックに変貌する人間達の内面描写…異形の者に変わってしまった苦しみと、溢れ出すほどのパワーと、次第に失われていく理性…等々、を、重なる部分では大きく省略できるようになったけれども。

 無自覚に、ではなく、明確な悪意と、自殺に追い込む意図さえ持って移民同級生に対しイジメを行う少年三人組が、憎々しい。
 彼らは、金持ちの親と、事態を揉み消したい学校側の庇護下にあり、同級生への非道な行為も不問に処される。
 あくまで常識的な対応を取る姉では、弟・マレクの心は救えず、悲しみと復讐への気持ちに身を焦がす彼を、デモニアック化させてしまう。
 「我が子の死」と「金銭」を交換してしまう極貧の母親とか、とにかく描写がシビアで重く、それに比べると「デモニアックに変身して加虐生徒らを虐殺するマレク」なんてのは、カタルシスにさえ感じられる。

 マレクの行動には(物語として)正当性があるけども、この作品としては彼に、生き残る資格を認めるのかどうか。
ゲルトの死で一度途切れかけた視聴者の関心を繋ぎ止める手腕は、さすが。
 もっと極悪に引っ張るには、虐めっ子側もデモニアック化させ、しかも戦闘能力をマレクより上に設定する事、だろうけど、そこまではしないのかな。
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