オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

『ひだまりスケッチ×365』10.「まーるニンジン」

 宮子は、あんまり裕福な家庭に育ってないんだっけ?
いつもお腹を空かせて、他人様から食べ物を頂くことについて何とも思っていないみたいだけど、それはそういう個性なのかと。
 スケート靴を買ってもらった話をしていて、「誕生日に親が、なけなしのお金で買ってくれたんだよー」と笑顔で言っていたが、それは親にとってあんまり使って欲しくない表現のような…

 その親語りと引っ掛かってなのかどうなのか、今回メインは ゆの両親によるアパート訪問。
 ああ、子供をビックリさせようと突然 部屋を訪れてみるとか、友達にやたら子供のことを頼み込んでみるとか、「娘に甘い親」の有り様としてイカニモで、微笑ましい。
昔は、「子供」の立場から「こんな親はうざってえな」と思っていたような気がするけど、もう「親」の視点から、「愛だねえ」とか感じる年齢。

 宮子が粘土細工の素材として借り受ける男の子の靴を、後にイタズラする伏線として機能させているのが、上手い。
どうせならもう一度、ゆのの部屋の上がり口に置き去られた その粘土靴を見て、ゆの父が取り乱す、という展開があっても良かったろうか(髪の毛を用いては、同様のネタをやっていたけれど)。

 粘土への対処法を語っているウチ、いつの間にか自分の年齢(肌年齢?)と その内容を重ね合わせてしまい、泣き出す吉野屋先生が可笑しい。
そういえば何歳なんだろうか、この人は。
 制作された美術作品への評価は、大変に難しいと思うので、それを投げ出して授業への感想文提出で換えようとする吉野屋先生の態度も、仕方なくはあるかと感じる。
ただ、そんな事 言っていると、「学校」「授業」としては成り立たなくなってしまうけど。
それに…感想文の出来不出来で成績を付けるのは、更に難しいような。
 ゆの両親から娘をお願いされたと、わざわざアパートまで伝えに来る所とか(若干 誤解を招く言い方を含んでいたが)、型破りだし子供っぽくもあるにせよ、悪い先生じゃないな。
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