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オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

映画『アレックス・ライダー』

 WOWOWで放送された映画『アレックス・ライダー』を見る。
 監督は知らない人、主演も無名の新人。
 少年が主人公になった、ジュブナイル版『007』。
『スパイキッズ』よりは、秘密情報部員っぽいかな。

 『007』を終始強く意識して作ってあり、主人公の叔父役で出てくるユアン・マクレガーが秘密兵器を駆使したアクションを見せる場面など、そのまま。
彼は本家のジェームズ・ボンド役にもノミネートされており、イメージの固定を嫌って断った、とか聞いたけど、コレには出て良いんだ。
 短い時間で、ポンポンと話が進んでいくので、退屈せず最後まで見られる。
 アクションの撮り方には凝った部分もあり、特に主人公がロープを使って見事な戦闘術を見せるシーンなど、面白い。
 全く表情を変えない神経質そうな上司とか、少年と一緒に暮らす美人の家政婦さんなど、脇のキャラも…ちょっとしか描かれないけれど、楽しい。

 以下、内容に触れる部分があるので、未見の方は御注意。

 ジュブナイルだから多少子供っぽいのは構わないと思うけど、さすがに悪のボスが犯行を企てる大元の動機が「遙か昔イジメられたのを数十年経っても根に持っていて仕返し」というのは、どうだろ(社会的問題に重ねてはいるが)。
いや、『007』だってそういう部分はないでもないんだけど、もうちょっと ぼやかした方が…
 恐るべき犯罪計画にしても、ショッカーの「少しは費やす時間とか費用対効果を考えたらどう?」作戦みたいなもので、余りにも非効率・非現実的。
これもまあ、本家にもある要素か。

 主人公の少年が、普通の生活からスパイになる際、驚くぐらいキッパリ割り切ってしまうのに違和感。
これなら、別に本職のスパイを主人公に据えても問題なく。
 躊躇い・恐怖・学校生活との板挟み・それらを抑えて湧き上がる敵への怒り、そういった部分を描かないのは、勿体ない。
 ラストも、続編を考えているのだろうが、自身の手で全てを解決した訳でなく少々引っ掛かる終わり方。

 全体に、悪くはない、でも劇場に足を運ぶほどの映画ではなく、テレビで放送されたら見る、ぐらいで丁度良い内容。
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