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『ミチコとハッチン』01.「さらばだ!非情のパラダイス」

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 タイトルだけ聞いても、まず内容を正しく推測できないだろう。
自分も、『ちびまる子ちゃん』みたいな作品、あるいは少女向けアニメを想像していた。
 実際は…

 少女・ハナの視点のみで進んでいったなら、名作アニメ路線にも見えたろう。
酷い一家に引き取られた身寄りのない少女が、陰湿に虐められつつ、耐えて耐えて暮らしている様子が描かれるので。
 別視点として、無茶苦茶な行動力を発揮する犯罪者・ミチコを見せられ、そんな素直な作品でない事は すぐ分かるけど。
 また、ハナも、第一話の半ば過ぎではもうブチ切れてロクデナシ一家の長女をボコボコにし、驚異的な忍耐力と それでも曲がらない正しい心根を身上とする名作アニメヒロインとしては失格モノの内面を晒してしまう。
いや、この暴力性が気持ち良かったのは確かだが。

 長女を殴り、アテもなく家出して、帰る場所を失ったはずのハナだけれど、カットが変わると何事もなかったかのようにロクデナシ一家の元に帰り、食事をしている。
 ???一体 何があった?
 暴行を受けた長女としては、「ハナを殺しかねないぐらい酷い逆襲を始める」か「怯えてハナに近づかなくなる」といった反応を示しそう。
リアクション皆無というのは…意図がよく分からない。
 家出したハナを迎えに来た「車の男」のように、この下り全部が夢・妄想であり現実でなかった?

 感情の爆発を経て冷静になってみれば、死ぬほどイヤでも帰る場所は あの家しかなく、帰宅したハナをこれまでに数倍する過酷なイジメが襲い…という過程があってこそ、ステンドグラスを突き破って突入してくる傍若無人の お母ちゃんにカタルシスが生まれる。
 全て妄想の産物だったとしても、それをハッキリさせ「現実には口答えさえ出来ないままのハナ」を見せる事により、お母ちゃん突入を歓迎する舞台を整えられる訳で、ここいらをあやふやにしてしまうのは感心しない。
 実はここで感じた違和感が やがて物語の大きな仕掛けに繋がっていく…という事なら良いけど、単に演出ミスなのかどうか、まだ作品のジャンルも特定できない段階なので、判断できず。

 ちょっと、先が気になる作品。
 視聴継続。
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