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『とらドラ!』04.「あのときの顔」

 第二話で行われた、竜児による大河への気持ちの表明は、ほとんど「愛の告白」にも聞こえるものだったと思うけど、意外に大河、そういう勘違いはしないんだなあ。
 仮にそう取っていても、北村への気持ちで一杯一杯なため、竜児を意識するような余裕はあるまいが。

 なんで大河は、そんなに北村が好きなのか。
北村自身は、決死の大河の告白に まるで取り合わないような、人間味や優しさが足りなく見える男なのに…と思っていたけど、なるほど、告白は北村の方が先だったのか。
 断ってから意識をし始め、恋にまで気持ちが発展した、というのも理不尽な話だが、まあ人の心は合理性で割り切れるものじゃナシ。

 大河の心の内側に潜む鬱屈した部分について、北村が力強く肯定してくれた事が「恋」への最初の切っ掛けだった。
という事は、大河が恋し・求めているのは「北村という男性個人」ではなく、「自分が自分であって良いと感じさせてくれた瞬間」の再来なのでは。
 それを、正しい意味で「恋」と言えるのかどうか。
 …といっても、恋愛の初期段階なんか、大体このぐらいの勘違いや思い込みからスタートするものだけど。

 北村の魅力はよく分からないが、超絶元気少女・実乃梨には、確かに惹かれる部分があるなあ。
 断固とした自分を持ち続け(あるいは「生まれてこの方 確固たる自分を持たない」が故の自信かも…)、常に明るく頑張っている彼女は、特に思春期の野郎にとって、眩しく特異な存在だろう。
そこを魅力として恋心が生まれるか、「アイツ何だかウゼエよな」になるかは、受け取る側次第。

 これは、竜児と大河がお互いを意識し始め、存在や気持ちを認め合ったら、終わってしまう作品なのかな。
 そこがゴールだとしても、まだまだ遙か遠くて見えないが。
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