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『CLANNAD AFTER STORY』04.「あの日と同じ笑顔で」

 先週のヒロインだったと言って良い渚母・早苗がほとんど出てこず、ガッカリ。
 少女のような外見と、意外に年相応の落ち着きや洞察力を併せ持つ彼女であれば、上手く春原を導いて、今回のような苦労無しでも良い方向へ向かわせられた…かも知れないのに。
それでは、「青春ドラマ」としての骨格がブレるのか。

 サッカー部の扱いが、うーん。
 どうしようもない連中の集まりだ、という事は事前に分かっており、一度の接触で確認までしたろうに、更に春原の部への復帰を強硬に頼むのは、どうだろ。
 主人公側からすると、こういう部に戻ったとしても春原が楽しいはずはなく、すぐまた衝突して部を去る事になるのは容易に想像できるはず。
春原に取り、迷惑・余計なお世話以外のナニモノでもない努力。
 サッカー部からするともっと酷く、暴力を振るって部に迷惑を掛けた男を復帰させろとウルサく言われ、嫌がらせをしても諦めてくれない上、ある所でブチ切れた彼らに部内でまたも暴力沙汰を起こされる、という踏んだり蹴ったり。
腐った部と部員だったのだから自業自得、とも言えるけど、相互に干渉しない事で平和を保っていた関係を壊したのは、主人公の方。
 どうも、このあたりが引っ掛かってしまう。

 物語の勝利条件は、「春原が部に復活する事」ではなく「立ち直らせる事」でもない。
…そもそも主人公達は、そのままの春原で居てもらって何ら問題を感じていないはず。
 「芽衣が記憶する・望む『お兄ちゃん』に一瞬でも春原を戻し、妹に見せる事」これだけが目的。
 どんな時でもアホを貫き、本気にならない春原を追い込むには、合理的手段では不可能で、芽衣による無茶苦茶と言っても良いプランを闇雲に実行してみる事、以外に策を思い付かなかったのかも知れないな。
いや、そういう計算でやってた訳じゃないんだろうが。

 「力一杯殴り合って、それでワダカマリが解け、顔を見合わせて笑う『友情』」を、ずいぶん久しぶりに見たような気がする。
それを、彼ら二人が出会った時の繰り返し、として意味を深め、爽やかに仕上げる手腕が見事。
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