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『あかね色に染まる坂』04.「藍色のマッドパーティ」

 大金持ち・華恋が主催する船上パーティーで巻き起こる、ドタバタ。
 ドレスアップした姿に主人公がドキドキして「女」を意識してしまうのも、厨房のピンチを見事な料理の腕前で救うのも、妹・湊。
 本来のヒロインであろう優姫は、せっかく着替えても主人公から黙殺され(演出的にも「その他大勢」扱い)、厨房に損害を与えてしまい…紅茶の飲み方で上流階級育ちを感じさせるのとアホみたいなタコ(クトゥルー?)の着ぐるみに本気で怯えて大騒ぎする以外、居ても居なくても変わらないぐらい。
 まずは主人公争奪戦最大のライバルになるだろう妹のキャラと優位性をガツンと描いておいて、優姫には後から追い上げさせる心積もりかも知れないが、もう少しぐらいは魅力を描いて上げても…

 パーティー主催者として登場時間が多かった華恋も、「お笑い馬鹿キャラ」としてはともかく、視聴者から好意を得るに足る魅力をアピールできたかどうか疑問。
 彼女は、最初から割に良い子であり、「高慢デレ」の面白さである「取っつきづらい高圧的態度」と「意外な内面の可愛さ」の落差が上手く演出できていたとは、言い難い。
 残りの話数で、また彼女が中心になるエピソードがあるなら、もしくは折に触れての言動や行動で良さを彫り込んでいけるなら、問題ないけれど。

 せっかく湊が用意した料理なのだから、普段から高級料理に慣れている出席者に食べさせ・賞賛の言葉を引き出し、家庭的な能力の高さを実証して欲しかったなあ。
 クライマックスを設ける都合は分かるんだけど、優姫がコケた所で たまたま花火発射スイッチを押してしまい、その火が何故か船内に飛び込んで火事になる下りは、無理がありすぎ。
ショボい戦隊ショーは寒い演出で正しいが、ここは演出パワーを全開にして強引にでも盛り上げ、乗り切って欲しかった。
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