オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

映画『ディスタービア』

 衛星で放送された映画『ディスタービア』を見る。
 監督は『イーグルアイ』のD・J・カルーソー。
主演・シャイア・ラブーフ。その母親役としてキャリー=アン・モス。
 自宅の敷地内から出られない事情を抱える少年が、退屈紛れに自室の窓から ご近所を覗き回っていた所、住民の不審な行動を目撃する。

 冒頭の事故シーンは、必要だったかなあ。
それが原因となって主人公に情緒の不安定さが現れ、暴力行動を取ってしまい、監禁される事に…といった因果関係はあるんだけど、ただ単に凄くイヤな教師をブン殴った、というだけで構わないような。
 青春恋愛モノ要素も、特に最大のクライマックスに彼女が居合わせない事で、存在理由は薄い。
同じシャイア・ラブーフ主演『トランスフォーマー』の、無駄な青春シーンを連想してしまう。
 また…ヒロインが主人公を好きになる下りに、余りにもムリが。
主人公は、問題を起こして警察の監視下にあり、ヒロインの部屋や水着姿をコソコソ覗き見ていた上、彼女のパーティーに嫌がらせをしてみたりと、惚れられるような要因は「顔立ちがいい」とかそれぐらいしか思い浮かばないぞ(それで十分なのか)。

 不審な隣人について、正体が何のヒネりも無くそのまんま過ぎて、いっそ潔いぐらい。
 友達が危機的状況からどうやって脱出してきたか分からず、また余りにも空気が読めないイタズラを仕掛けてくるのにポカーン。
 この映画を成り立たせている小道具、「足に付けられたシステム」を、もっと効果的に使うかと思ったが…特にラスト近くでは ほとんど省みられる事なく、残念。

 不満は多々あるけれど、過大な期待をせず、ライトなB級映画を楽しむつもりで見れば、別に悪い出来ではない。
クライマックスは、それなりにハラハラさせてくれるし。
 鑑賞後、この映画の発想元であろうヒッチコックの『裏窓』が見たくなってしまった。
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